野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

4月4日(水)

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 昨夜というか、今日未明のこと。「大友克洋」を特集した芸術新潮を10分だけ読もうと思って開いたら止まらくなってしまい、気づいたら4時半。水曜日はゴミ出しの日なので寝坊できない。3時間後には目覚まし時計が鳴り響く。

 というわけで、いつもどおり寝不足の朝が始まった。昨日の嵐がうそのような晴天。

 出勤前の “風” にも手伝ってもらってゴミ出しを終え、朝食の準備。そして朝食後には大急ぎで食器洗いなどを済ませてモリアキ翁(93歳)の定期通院の付き添い。ここまでの1時間は、まるで魔法のようだった。

 クルマで走っていると、あちらこちらの桜が咲き始めていた。モリアキ翁は来年の桜も見られると確信しており、気持ちは前向き。とても良いことだ。

 診察時の血圧測定では、正常値の上限ではあるけれど良好な数値。新たに加わったEPAカプセルが功を奏しているのかも知れない。

 帰宅後、大急ぎで定期便を更新して、すぐにモリアキ翁の昼食の支度。昼食後に作曲工房日記を移転して、その作業終了後に水汲みと買い物。売り場でピーマンと豚肉を見たら酢豚が食べたくなったので今夜のメニューが決定。

 その後、牛乳販売店の方が来てくださってR-1ヨーグルトの宅配を契約。予想よりずっと早く実現した。モリアキ翁の免疫力が上がるかも、と期待。夕食の下拵えを少ししたところでレッスン開始。“ちびなな” とか呼んでいたのに、もう5年生だって? そういえば “ちびまゆ” だって中学生だ。時間が経つのがまたまた速くなったんじゃないだろうか。

 午後のレッスンを終えて、すぐに夕食の支度。夜のレッスンまでに1時間と少ししかない。豚の唐揚げが思ったよりも時間がかかるじゃないか。やはり物理時間も速くなっているとしか思えない(まさか?)。いつもなら “風” が帰ってきて、いろいろ手伝ってくれるのだが、今日は “たろ” もいない(あまり役にたたないが)。

 結局、モリアキ翁と2人で夕食を囲むことに(こんなにおいしくできたにもかかわらず、だ)。と、そこへ “風” が帰宅、なんとか温かい夕食に間に合った。私も夜のレッスンに間に合って、胸をなでおろす。

 あかねちゃんとモーツァルト。あかねちゃんだって中3だ。トリルを伴奏の16分音符に厳密に合わせて弾くように注文してもなんの不都合もないし、実際にやってのけた。

 そして迎えた作曲の時間。そこへ “たろ” がやってきて「ちょっとこの曲聴いてみて」。といって開いたのが下に埋め込んだ動画。曲も歌詞もPV(動画)も見事なバランスだ。こういうものがポンポンと作られては消費されるという凄い時代になった(もちろん作者は、それ相当のエネルギーを投入しているはず)。動画枠の右下にある「吹き出し」のようなアイコンをクリックするとコメントが消えて快適。

 

【IA】日本橋高架下R計画【アニメーションMV】

 

 何度もくり返し視聴するうちに、そのクオリティーの高さが徐々に分かってきて、ますます繰り返し聴いてしまった。というわけで、作曲はこれからやる。もう遅いけれど、明日ではもっと遅い。明日やるとか言う人は明日もできない。やるぞ、やる。