野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

4月15日(日)齋藤さわ子、三浦京子ピアノデュオリサイタル

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 今日は “たろ” にモリアキ翁の世話を頼んで、齋藤さわ子さん、三浦京子さんの演奏会。かつしかシンフォニーヒルズは初めて。

 去年春の三浦京子さんのソロリサイタル(すみだトリフォニーホール)では、既に大家の風格といった演奏を聴かせていただき、感激したので今日はとても楽しみだった。そして期待は裏切られるどころか、想像以上の演奏。

 ピアノデュオは音が多くなるので、声部の整理が必要になることが少なくない(たとえ大作曲家であっても)。その結果は「声部の分離」という形で表現されるのだけれど、こればかりは練習だけではどうにもならない。音楽に対する深い理解が不可欠。今日のプログラムは初めて聴く曲が多かったのだが(全曲ドビュッシーなのに!)、なんと分かりやすく聴けたことか。とても勉強になった。

 昼間に作業できなかったので、ちょっと遅くなってしまった。ひと風呂浴びて寝る。

 

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かつしかシンフォニーヒルズ正面玄関前のモーツァルト像。