野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

5月3日(木)

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 昨夜からの雨が我が家の駐輪場の屋根(ポリカーボネート製)を打楽器のように打ったために、寝不足(いや、これはいつものことか?)で目覚めた(目覚めたということは、眠ったということではないか)。

 リビングに上がっていくと、すでに “風” がキッチンにいて、階段ギャラリーの水柱式気圧計から水が溢れていると知らせてくれた。今回の低気圧は台風並みだったというだろうか(前回、水が溢れたのは台風が関東を直撃したときだった)。

 午後からLNP女史のレッスン。ベートーヴェンの第2回目。たった2回で作品111はないだろうと思うけれど、(うっかり)111の第2楽章まで進んでしまった。中学校に入学したら、2回目の数学の授業がテンソル解析だったみたいな話だ。

 「ストラヴィンスキー風に」の納得できなかったところが解決した。それに気をよくして、まだ無題の連弾曲の続きを書き始めたら、あっという間に煮詰まってしまった。欲張ってはいけないのだ。インスピレーションの回復を待つのが正しい。

 

>ダニエル・タメットというサヴァンで共感覚の持ち主が語る “extrasensory” な世界。非常に多くの示唆に富んでいる。10分の動画なのでぜひご覧いただきたい。

 ・ダニエル・タメット:異なる認識の仕方