野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

7月29日(日)

270453

 

 昨夜の予告どおり、今日はカミさんと横浜へ。ひとつ異なったのは、渋谷で湘南新宿ラインから東横線に乗り換えたこと。理由は運賃の安さ。

 昼食は横浜三井ビルに開店して間もないマリブ横浜店。カトラリーが、まだ傷もなくてピカピカだった。

 

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 最初の目的は、横浜三井ビルのとなりにあるキャノン・キャッツ・シアターで上演されている劇団四季の “キャッツ” 。今日は8245回目の公演。これだけ上演しても、なお満席。この集客力は凄い。

 

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 モノ以外に対価を払うには、その対象への理解が必要になるからだ。劇団四季は多くの理解者を得ていることになる。

 なぜ、このようなことを書くかというと“キャッツ”は、かなり難しい内容だったからだ。内容を話すように言われても、小さなエピソードの積み重ねによって紡がれる物語を説明できる自信はない。

 何度も足を運ぶうちに、その魅力がますます高まってくるのだろう。そして2度、3度と足を運ばせるのは劇団のアクターたちの高度に訓練された演技、ダンス、歌、そして何より専用劇場ならではの仕掛けの数々だろう。

 

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 キャッツ終演後には、横浜三井ビル内にある「原鉄道模型博物館」に行った。原信太郎氏の個人的な鉄道模型コレクション。0番ゲージ(45mm軌道)のジオラマは圧巻だ。車両のほとんど全てを原信太郎氏が手作りしたもので、とことん、実車にこだわっている。架線給電方式や惰力走行、はたまた動力台車の複雑な仕組みも可能な限り再現している。そこまでこだわると、走行音も実車と同じになる。そういえば、バラスト軌道(砂利の上に枕木を置いて鉄路を敷設する方式)には、本当の砕石をつかっていた。

 鉄道模型ファンならずとも、その美しさ(技術の高さ)には魅了されることだろう。実際、女性客が少なくなかった。

 

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帰宅途中で撮影した、解体中の美笹変電所。南葛線5番鉄塔も撤去されることになるだろう。

 

>今日の気持玉

・4β_きつね <ナイス>2 <ガッツ>2

・6α_樫 <ナイス>2 <ガッツ>1