野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

1月21日(火)日暮里・舎人ライナー巡礼(後編)

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 昨夜、日記を更新していたら「はてなブログ」のメンテナンスが始まってしまい、せっかく書いた記事をアップロードできなかった。プロバイダのメンテナンスに気づかなかったことと同様、不運(自分自身の不注意は棚に上げて)は続くものなのかもしれない。

 

 扇大橋駅で舎人ライナーに乗って、西新井大師西駅で下車。たろぴの携帯ナビで西新井大師を目指す。

 

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 たろぴは、樹木ごとの枝ぶりや広がりのデザインに次々とコメントしていく。とても面白い内容だったのだけれど、詳しく覚えていなくて書けない。次からデジカメの録画機能で録音だ。

 

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都内は小さな公園が多い。足立区もその例にもれず、ひとつひとつが個性的でデザイン会社が頑張っていることが感じられた。たろぴは好意的だったり辛辣だったりするコメントをぶどうの種を吐き出すように次々と並べた。

 

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カッコいい鹿浜線19番。66kV送電なので高さが低く(44m)、武器をかまえて敵を迎え撃つようなポーズの4回線鉄塔。送電線の方向転換をしているところが、またまたしびれる(ビリビリ!)。たろぴ、さまざまなアングルで写真を撮る。

ちなみに、この日記にしばしば登場する作曲工房周辺の南葛線や京北線は154kV送電なので、全ての鉄塔が50〜60m。1000kV送電だと120〜130mにもなる(発電所から送出される500kV鉄塔までしか見たことないけれど)。

 

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路地の舗装道路に穴を開けて立つ、オブジェのような樹木。このアングルから見ると、先端に翼を広げた鳳凰が見える。たろぴ、写真撮りまくり。

 

 

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駅から15分ほど(あちらこちら停まりながら)歩いて西新井大師が見えてきた。

 

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裏門から入ったので、いきなり綿菓子の露店に「????」。

初詣には遅すぎる。

 

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すぐに出世稲荷大明神。ところで、今の若い世代は「立身出世」を説明できるのだろうか。出世すると苦労するような現実が待っていると思うのは、いわゆる “経済社会” から距離を置いている(置かざるを得ない?)からかも知れない。

作曲家が出世するというのは「ぷにぷに作曲家協会」とかの会長職を仰せつかることだろうか。それとも芸術院会員に推挙されることとか?

 

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この出世稲荷の狛犬のデザインが印象的。ちょっとマンガちっく(手塚治虫とか)にも見え、もしかしたら狛犬フリークの人たちには有名なのかも。

 

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こちらは左の狛犬。

 

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お稲荷さん側から見た本堂。

 

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境内の露店群は店仕舞いの最中。焼串やイカなど、懐かしくて美味しそうな匂いがただよっている。

 

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ヒコーキ雲は外せない。たろぴもヒコーキ雲フリークだったことが分かって、DNAの共有を確認。

 

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西新井薬師の正式名称は「五智山 遍照院 總持寺(ごちさん へんじょういん そうじじ)」というらしい。とても立派だけれど、これらの施設の財政的な背景を全く知らないことに気づいた。文化財として自治体などから補助金が出ているのだろうか。それとも檀家による寄進・喜捨だろうか。分からん分からん。

 

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たろぴの提案で初詣。そうか、お賽銭も収入のひとつだ。ピコ単位、あるいはフェムト単位くらいの財政的貢献をしてみた。

たろぴが「おみくじは神社だっけ?」と聞くので、どちらでも売っているはずと答えた。しかし、護符などの文字しか見えず、おみくじは買わずじまい。

代わりにたろぴの運勢を占った。「学業成就せず、待ち人来るも金運なし」どうだ、当たってるだろう。

 

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逆順に進んでいるので山門裏側が先。

 

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山門を振り返って、ようやく初大師の賑わいであったことを知った。

 

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門前町でついに日没。帰路につくことにした。

 

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上空にはまだ太陽の光がとどく。写真では分かりにくいが、金色に輝いて美しい。

 

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これは奇跡の一枚。薄暗い被写体を最大ズームで狙えばシャッター速度が遅くなり必ず手ブレするが、その手のブレが流し撮り方向に働いた。まさかのC135?

 

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舎人ライナー西新井大師西駅へ戻った。「メロプリ号の冒険」巡礼の地である足立区舎人へ行けなかったのが心残り。

 

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今日は、3回の乗車全てが先頭車両。

 

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JR西日暮里駅への連絡通路。

帰宅後、シチューと “キャベツとチーズ乗せチキン” のホット・オープンサンドで夕食。

 

 夜遅く、この日記を書いてアップロードしようと思ったら、まさかのブログ・メンテナンス中。記事は全て消えてしまった。というわけで、今日22日に思い出しながら短めに再記。