野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

9月4日(水)

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 今日は栃木県で竜巻被害、名古屋で豪雨。

 新しい気候に対応していない都市では混乱が生じている。

 

 昨日は “みかんちゃん” 以来の逸材である “みのり” ちゃんのレッスンをすっぽかしてしまった。申し訳ないとともに、実にもったいないことをしてしまった。

 今日は、やはり “ヨッシー” 以来の逸材である “さとる” 君が左腕を包帯で吊って現れた。靭帯損傷だとしたら治療に1ヶ月くらいかかるかもしれないとのこと。

 この二人だけでなく、今年は全員が逸材で、おちびたちのレッスンに力が入る。

 

 この1ヶ月くらい、作曲の合間を縫って、映画のオールタイム・ベスト決めるために、全ての映画を観なおしている。

 今日は、つい今しがたまで黒澤明作品から「生きる」を鑑賞。「七人の侍」「椿三十郎」「天国と地獄」なども候補に上がっているのだが、「生きる」の面白さは別格という感じ。

 すでに決まっているのは「2001年宇宙の旅」と「エイリアン2」「かもめ食堂」。

 有力候補は「レオン」「座頭市(たけし版)」「ウォルター少年の夏休み」「ファンタジア2000」「スウィート・ノヴェンバー」など。

 戦争ものからは潜水艦映画が密度が高い。傑作ぞろいで選ぶのが難しい。有名どころでは「深く静かに潜航せよ」。艦長と副長の葛藤を描く点で共通する「クリムゾン・タイド」も見逃せない。リアルな「Uボート」や「U571」も名画だろう。異色なところでは、ドキュメンタリーの「轟沈 印度洋潜水艦作戦記録」も興味深い。ロシア潜水艦が主人公の「K-19」、「レッド・オクトーバーを追え」も手に汗握る映画だ。邦画では「真夏のオリオン」「ローレライ」も良い出来栄え。しかし「眼下の敵」が頭ひとつ抜けだしているかも。敵味方が戦っているにも関わらず、敵も味方もなくなってしまう映画。

 「ドラゴン・タトゥーの女」を含むミレニアム三部作は10作のなかに入ってと当然だと思っているけれど、観てからまだ日が浅く。評価が変わる可能性がある。「アンタッチャブル」も面白かった。

 ラブストーリーにも名作が多いのだけれど、我を忘れて夢中になるという点で「スウィート・ノヴェンバー」を推した。

 

 今日は夜から雷雨。4時28分となった今でも遠くから雷鳴が聴こえる。

 わずかな時間だけれど、少しでも眠っておこう。

 

 

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