野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

9月8日(日)

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 異例の早さで日記を更新。

 先週は家族合わせてDVDを10枚レンタル。一人が映画を10作品観るわけではないけれど、観ようと思えば10本を一気に鑑賞できる環境が整っていた。

 何日か前の朝(その前の夜の続き)は、楽譜書きを追えてから、つまり2時を過ぎてから映画を1本観た。見終わったのが4時過ぎ。それから、クールダウンのつもりで「とびだせ!どうぶつの森」のメンテナンスを始めたら、5時になって起きてきたカミさんに見つかってしまった(どう森のメンテナンスなんて馬鹿みたいに思われるかもしれないが、けっこうハマる)。 

 別に、この歳になってから見つかってしまったも何もないのだが、家族内の立場は、またまた悪くなる。

 きちんと学習したので、昨日の朝はカミさんが起きだす前に就寝。

 ところが今朝も2時を過ぎてから映画を一本観てしまい、シフトが早番のカミさんと鉢合わせ寸前だった。

 というわけで、今日の午後も楽譜(「4α_全長調アルペジオ」がついに完成するかも)を書き進めた後、借りてきたばかりのDVDを鑑賞(内緒だけれど「ボーン・レガシー」)。緻密に作られていて良い作品だと思ったので “たろ” に話したら「ボーン・シリーズの1・2・3を観てから」ということだった。ついでに、“たろ” が北野たけし監督の「3-4X10月」(さんたいよんえっくすじゅうがつ)を「予知夢」として構成を解いてみせてくれたので、もやもやしていた全ての問題が気持よく氷解。現実世界はラストシーンだけなのだった。

 そのようなことがきっかけとなって、今夜は “たろ” に誘われて浦和ユナイテッド・シネマで「風立ちぬ」を観てきた。

 “たろ” が言うにはクリエイターは観なければダメなのだそうだ。彼女は3回め。

 帰りのクルマの中で、“たろ” の「風立ちぬ論」を聞いて、共感するところが多かったので、お互いクリエイター視点で観ていたのだろう。

 ウェブ上のレビューでは、賞賛・批判などいろいろな見方があって興味深いということだったので、これから読むことになるかも知れない。

 私は、宮崎駿監督の引退作にふさわしい傑作であると評価。

 

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雨の夕暮れ

 

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定点観察