野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

9月12日(木)

281723

 

 今日は久しぶりの真夏日となった。

 たしか2010年の9月がとても暑く、なかなか秋がやって来ないという印象だったのではないだろうか。それに比べると今年は涼しい9月だったので、ちょっと油断した。

 天気予報によると、明日も暑い。

 

 リビングに降りていったら、仕事から帰宅した “たろ” が「子どもの絵の才能の芽を摘むなんて簡単なんだからね」と、私に向かって憤慨していた。

 子どもたちの表現が一様になる描きかたを指導するメソッドがあるらしい。

 一種の記号化だろうか。

 作曲の師匠である土肥先生は、芸術全般を記号化から遠いものとしていた。それを簡単に書くと次のようになる。

 「日傘を差した女性が立っている」

 この言葉だけで美しさに打たれる人は少ないと思うけれど(過去にそのシチュエーションで美しい思い出がある人などが、その例)、モネの「日傘の女」の実物を目の前にして、その美しさに打たれた人は少なくないことだろう。

 

f:id:tomlin:20130912171427j:plain

 

夏っぽい今日の夕空

 

f:id:tomlin:20130912171630j:plain

 

一生の間に、オオアレチノギクのライフサイクルを観察する機会がやってくるとは、全く想像だにしていなかった。これだから人生は面白い。

 

f:id:tomlin:20130912171742j:plain

 

雑草ガーデンのドクダミ畑に季節外れの鮮やかな若葉が登場。

 

f:id:tomlin:20130912171903j:plain

この桜が3年前まで鉢植えで室内にあったとは信じられないほどの生長ぶり。

葉が全部落ちたら、全高2m程度に枝を落とす予定。