野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

9月19日(木)「3つの舞曲」リハーサル

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 モリアキ翁の朝食を終えて、すぐに池袋の勤労福祉センター内の音楽スタジオへ。今日はアンサンブル・フラッシュのリハーサル日。

「3つの舞曲」(2013年改訂版)は10時30分から。

 到着早々、改訂によって第1曲コーダ直前に加えられた「謎のフレーズ」について北澤 史さんから「歌ってもらわなくちゃ分からないわ(意訳)」と注文が。

 これこそ作曲家の仕事。演奏家に理解してもらえなかったらアウト(その時は、3点差を追いかける9回裏2アウト満塁2ストライク3ボールの打者状態)。

 ららら・らららら・ら〜ら・・ら〜ら♪

 カキーン! やった、さよなら満塁ホームラン。

 で、あったかどうかは不明だが、本番でも改訂版が演奏されることになりそう。

 第2曲の「 “酔っぱらいの” ワルツ(陰の名前なので、人前で発音しないように)」が、もっとも変更点が多く、第3曲は全く手が加えられていない。

 第3曲冒頭の主要主題にはロングトーンがいくつもあるので、そこにいろいろなオブリガートを加えてみた。しかし、対位法的な書法で書かれているので、主題が不明確になってしまって効果的ではなかった。他の部分も、手を加えたところが必ずしもよい響きではなかったので、第3曲には改定部分がない。

 

演奏会の詳細は以下のリンクをクリック。

 

フルート・アンサンブル・フラッシュ 第20回演奏会 詳細情報

 

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作曲工房レッスン室にチラシあり升(ます)。

 

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今日の日没。この反対側には昇りはじめた中秋の名月が。