野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

12月1日(日)

284062

 

 今日未明、モリアキ翁が急に呻(うめ)き始めたので飛び起きて様子を見ると、呻くリズムが通常の呼吸と一致していたので、危険は少ないと判断。まもなく収まった。ナイトメアかも知れない。彼は沖縄守備隊帰還兵ゆえのフラッシュバックがあっても不思議はない(翌朝、悪い夢を見なかったかどうか尋ねてみたけれど「いや、見ていないよ」という答だった。それこそ一番の幸せ)。

 またまた寝そびれたので、枕元のラジオのスイッチを入れると、ラジオ深夜便薬師丸ひろ子が歌っていた。天使のように美しい声で、ミニミニ神さまがモリアキ翁を呻かせて私を起こしたに違いないと思った。

 調べてみると、最近「古今集」というCDがリリースされており、ラジオから流れてきたのはそれだったようだ。12月4日にはセレクション・カバーアルバム「時の扉」というCDがリリース予定になっている。かつて薬師丸ひろ子を真面目に聴いたことがなかったので、ちょっとした発見だった。

 今朝の名演奏ライブラリー、フランス・ブリュッヘン「ベト6」、ブラボー・オーケストラ、戸田弥生の「揚げひばり」、クラシック音楽館、ブロムシュテットの「ブラ2&3」と素晴らしい演奏に恵まれた一日だった。リサイタル・ノヴァは聴けなかったので、6日(金)の再放送で。

 こういうことを言われるような曲を書かなくちゃ駄目だぞ、とむりん。

 

f:id:tomlin:20131201144030j:plain

 

f:id:tomlin:20131201144354j:plain

この道路に関わった現場監督は凄腕だと思う。見事な仕上がり。

 

f:id:tomlin:20131201145736j:plain

 

 

f:id:tomlin:20131201150204j:plain

樹木はどれもアートだけれど、これはとびきり。

 

f:id:tomlin:20131201151056j:plain

この道路は、ちょっと惜しい。地形に微妙な起伏があることを差し引いても、平面性などに気になるところがある。

 

f:id:tomlin:20131201155123j:plain