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午後から津田ホールで行われた「クァルテット・ベルリン・トウキョウ」のコンサートへ。
プログラムは以下のとおり。
バルトーク「弦楽四重奏曲 第2番」(予告された第5番から変更)
ベートーヴェン「弦楽四重奏曲 第8番 ホ短調 作品59-2 “ラズモフスキー 第2番”」
・カルテット・ベルリン・トウキョウ Quartet Berlin-Tokyo
あまり期待していなかったハイドンで、いきなりノックアウト。素晴らしいカルテットが現れたものだ。メンバーは全員若く(第1ヴァイオリンの守谷剛志さんが1984年生まれ)、これからのカルテット。
予告されたプログラムのバルトーク第5番が、第2番に変更になっており、むしろ歓迎。第2番は生で聴いたことがなかったから。ハイドンを聴いて期待したとおり(というより想像を超えた第2番)の演奏。バルトークの6曲の弦楽四重奏曲で一番の名曲だと思った。最後まで緊張感の途切れることのない、密なアンサンブル。となりの席の(知らない)おじ様は眠ってしまってもったいないことをした。
ラズモフスキー第2番も生で聴くのは初めて。バルトーク2番に集中しすぎて燃料切れを起こしてしまったので、リラックスして聴かせていただいた。
アンコールは、ナチス・ドイツから迫害を受け、収容所で病没したエルヴィン・シュルホフ(1894-1942)の「弦楽四重奏のための5つの小品」から第1曲 “Alla Valse Viennese” と第5曲 “Alla Tarantella” 。これも見事な演奏。
夜のレッスンを終えてから、ずっとシュルホフの作品を探しては聴いしまったほど。
Erwin Schulhoff - Viis pala keelpillikvartetile (nr 5 Alla Tarantella) - YouTube
特にピアノ協奏曲第2番カッコ良すぎ。やられた。ラヴェルのピアノ協奏曲の7年前の作曲というから驚き。
Schulhoff - Piano Concerto No 2 (1923) p1/2 - YouTube
Schulhoff - Piano Concerto No 2 (1923) p2/2 - YouTube
凱風快晴北戸田駅遠望。
山の手線内では数少ない踏切の1つ、代々木駅近くの「青山街道踏切」。代々木駅は新宿と並んで、この数年、都内各所へ出かけるときの起点としてしばしば利用するマイブーム駅。国立新美術館もアクセス駅は代々木。
ひょっとしてテレビ番組の収録? テンションの高い現場を通過。
千駄ヶ谷駅まで近すぎ。今日は、せめて新宿から歩いてもよかった(五十歩百歩)。
東京体育館。今日は第16回 全日本新体操チャイルド選手権、第13回 全日本新体操キッズコンテスト開催。
津田ホールのある津田塾大学。
すぐ近くには国立能楽堂。
北戸田駅着。
美笹変電所跡地フェンスにあたる夕陽。