野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

6月20日(金)趣味は “笹目川”

290202

 

 少し前に東隣のお宅がエネファーム(家庭用燃料電池)を設置。4日前には、南斜(はす)向かいのお宅がエネファームを導入。

 工事は大規模で、作業する人数も多い(10人超)。今は先端的な技術だけれど、もし普及すれば当たり前になるのだろうか。

 我が家で導入している太陽光発電は宇宙では成功を収めたけれど、地球上では全ての家庭に普及するという技術ではなかった。昼間しか発電せず、しかも天気に左右されすぎるからだろう。

 しかし、世界中の太陽電池発電効率が上がり、さらにネットワーク化されれば話は別。世界の何処かは必ず昼で、晴れている場所もあるはず。利用できるのは自宅で発電した電力量だけだけれど、昼の余剰電力を夜に返してもらう方式で24時間、いつでも使えるようになるかも知れない。そのためには超伝導による送電ネットワークという、もうひとつの技術革新が必要かも知れない。

 

 カミさんがオーバーサングラスというメガネの上から掛けられる偏光サングラス(ブラウン)を持っていて、それがなかなかの優れもの。

 今までサングラスを快適だと思ったことはないのだけれど、カミさんのそれは可視光線透過率が高く(84%?)、瞳孔があまり開かず、くっきりと見える。紫外線透過率は(表示に誤りがなければ)1%以下で、おまけにカメラのPLフィルターと同じ偏光レンズ。散乱光をカットしてくれるのでますます視界はクリア。こんなに目に優しい世界を見たことがなかったとは驚き、と書いても決して大げさではない。

 偏光レンズであることは、風景が映り込んだショーウィンドウの前で頭を傾ければすぐに分かる。ショーウィンドウに写った風景が現れたり消えたりする。空が映った水面でも同じことが起こる。

 このサングラスが気に入ったカミさんは、更にナイトグラスという可視光線透過率94%という、何に使うのかよく分からないオーバーグラスも購入。さっそく借りて、夜の国道を走ってみたが、対向車のヘッドライトの眩しさ対策という感じの性能だった。こちらは偏光レンズは使用していないものの、紫外線の透過率は1%以下なので、昼に使うことも可能。

 紫外線は白内障の原因のひとつでもあるので、もっと早く持つべきだったかも知れない。生協での購入価格は1800円台という嘘のような安さ。

 画像で見るかぎり、コールマンのオーバーグラスが、ほぼ同じものなのではないかと思われる。

 

 今日、またまた3Fへ水を供給している揚水ポンプが動かなくなった。かなり高額なので何とかして使い続けたい。

 さっそく揚水ポンプのところへ行って制御部のカバーを外す。

 まず制御基板のカウンタ(と思われる部品)をリセットしてみる。まだ動かない。

 次に「危険なので手をふれないでください」のカバー内が怪しいと思ったので、字が読めないフリをしてカバーを外す。

 中にある圧力センサーのスプリング(だと思われる)を締め付けるネジを強めに調節して、3Fで待機しているカミさんに水を流すように指示すると、勢い良くポンプが動き始めた。

 修理を依頼すると、この作業は1万円以上かかる。どちらにせよ、ポンプの交換は近いだろう。貯金だ、貯金。

 

 ところが、悪いことは重なるもので、今度はファクシミリ・電話兼用機の子機がつながらなくなった。これは徐々に進行してきた症状なのだけれど、ついにアウト。運良く、今日はイオンの安売りの日で、おまけに先着10台かぎりという特別価格(広告の品というヤツ)の家庭用ファックス・電話機(シャープ製、普通紙タイプ・子機付き)の在庫が残っていた。9500円(だいたい)という破格の値で入手(ラッキーだったかも)。ポンプの修理代をこれに充てたと思えばタダのようなものだ。

 きっといるに違いない “チョコっと神さま” に感謝。

 

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今日思った。誰かに趣味を尋ねられたら「笹目川」と答えることにしようと。今までは石垣や石組みを含む土木全体を趣味と答えていたのだけれど、生態系の回復をも含めた笹目川再生事業を目の当たりにして、笹目川こそが趣味になっていた。

 

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右上の工場を見れば、最初の写真との位置関係が分かると思う。池ノ尻橋付近の笹目川左岸。ここが遊歩道付きの広い道になる。いくら笹目川が短いとは言え、大規模な工事だ。

 

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これは芦原橋下流方向、小堤橋。堤の草刈りが終わったところ。

 

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こちらは花壇の整備か?

 

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谷口橋下流左岸。草刈りの最中。

 

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戸田市の第1号緑地。ここだけ涼しい風が吹いている。

 

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谷口橋上流左岸から見た草刈りを終えた右岸

 

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笹目川橋上流方向。

 

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中央橋から下流が、このような姿になるとは思えないけれど、ぜひとも近い形に再生して欲しい。私が子どもの頃、笹目川は家庭用洗剤の泡が舞うような汚染された川だった。

 

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