野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

12月10日(水)ユードラ6か月点検

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画面右側のガソリンスタンドの価格表示が141円になっていて、ヨヨヨと驚く。最後に給油した時、160円台だったから。しかも、まだ満タン。

 

 午前中の最初の仕事は、6か月点検のためにカーディーラーの工場に愛車(?)“ユードラ” を持ち込むこと。点検終了までの小一時間をショールームで読書して過ごした。

 数日前に聴いたFM番組で、ディスクジョッキーをしていた人のディスクジョッキーらしからぬ話しぶりが面白かったので、すぐにググってみたら小説家だった。興味を持ったので、その作品をネット書店の古本でポチっとして2日前から読んでいた。今日の待ち時間に読了。才能に溢れ、充分に面白かったけれど、2冊目は買わないかも知れないと思った。なぜなら、世の中には読まなければと思っている本が多すぎるからだ。

 ちなみに、ユードラの半年間の走行距離は400km。ガソリン満タンで走れてしまう距離だ。しかし、そのような走行距離では充電より放電量のほうが多く、前回の点検時に交換したバッテリーが、もう弱っているという。次の休日にはTN号の代わりに、ユードラを走らせなければならない。それとも、ホイールを外したTN号をユードラに積み込んで、三峰〜長瀞あたりの荒川源流域を走るというのも一興か(クルマまで戻らなければならない・・・ぞ)。

 

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 先ほど「才能に溢れ」と書いて思い出したが、作曲の師であった土肥先生は才能を「必要な情報を得る力」と定義していた(他の定義もあったかも知れない)。

 この解釈は少し難しい。情報は自分の外にあるような気がするけれど、たとえばカメラを買おうと思った時、もっとも必要な情報は「自分自身がカメラに何を欲しているのか」ということであったりする。それが明確でなければ、カメラのスペックをいくら眺めていても購入判断の基準が分からない。

 一生の間に、どれだけ良い音楽に出会えるかは決して運だけではない。

 芸術作品だけではない。人でも環境でも、相手側の情報だけでは収斂しない要素が多いことは言うまでもない。人や環境を見る目はこちら側の問題だ。

 

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芦原橋に向かう道は、今日も工事中で通行止め。これは固定化している行動に流動性を与えるチャンスと捉えるべきだろう。

 

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この更地には、少し前まで家が建っていた。風景がどんどん変わる。

 

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まわり道をしてでも渡る芦原橋。渡るなら人道橋がいい。そういえば、しばらく長後桜橋を渡っていないことを思い出した。

 

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穏やかな夕方の、静かな笹目川。

 

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谷口橋

 

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楓の紅葉(もみじ)。

 

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夕陽を浴びて夕陽色に発色する家々。

 

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帰路に眺める北部橋と埼京線高架軌道。

 

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写点は谷口上橋。

 

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日没直前

 

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日没直後

 

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ピアノ室から眺めた日没後の西空。