野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

1月15日(木)

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 モリアキ翁96歳は、明日からデイトレセンターに復帰できるほど回復。しかし、その前に主治医の診察を受けに行くので、明日も早起きだ。

 

 今までに何度も書いてきたけれど、使えば使うほどスキルが上がるのが道具、使っているとスキルが失われてしまうのが機械。

 たとえば、包丁は使えば使うほどスキルが上がるが、炊飯器を使っている人は水づもりや火加減が分からなくなって、鍋・釜でご飯を炊けなくなってしまう(炊飯器を使うスキルは上がるけれど)。

 ところが道具は、我々から容赦なく時間を奪う。だからモノを選んで、それを使い倒す。それで人生のデザインの多くの部分が決まってくる。

 PCはクリエイターにとってはツールだが、人によっては消時機に過ぎないこともある。

 

 そういえば、昨日のモリアキ翁のディナーのためにカミさんが用意した食材は、鹿児島産のウナギ。値段を見て、一昨日の肉よりも高かったにもかかわらず、もうビビらなかった。食べやすいように、ひつまぶしにしてサーブすると、モリアキ翁は「おいしいねえ」と言って完食。またまた回復したようだった。

 今日の食材は私が用意した100g120円の特売豚コマ。どういうわけか気合が入る。

 ちょうど仕事から帰ってきた “風”(長男)の力も借りて、絶品生姜焼きを目指した。

 彼は「おいしそうな味醂を見つけたんだけど、なんだか買えないんだ」と訳の分からないことを言いながら、生姜を効かせた合わせダレに揉み込んでくれた。

 モリアキ翁は、驚いたような声で「この肉はおいしいねえ、すごいよ」と絶賛。ごはんも完食。

 おとといは気合が足りなかったな、とちょっと反省。

 

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午後から雨が強まった(ワイパーが動いた直後の画像)。基本的にクルマに乗るのは好きではない。

 

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あ゛〜、もう全然好きじゃない。

 

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夕方、空の色温度が下がってウォーム(アンバー)系の色合いになった。