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モリアキ翁96歳の脚の巻き爪治療のために、近所の皮膚科を訪れた。待ち時間が長くて3時間を経てようやく終了。しかし、その時間を利用して「ご冗談でしょう、ファインマンさん」上巻を再読。
初めて読んだ時、ファインマンのKY感が私自身と重なって、精読するに至らなかった。
今は歳も重ね、KYぶりを自慢するリチャード・ファインマンを身内のように思いながら読み進めることができた。
短いエッセイが集まった本書の中でも、特に興味深いのが「モンスター・マインド」。
彼がプリンストンの大学院でジョン・ホイーラー(アインシュタインの共同研究者)の許で学んでいた時、ゼミを開くことになった。その時の出席者の顔ぶれが凄い。
アルバート・アインシュタイン(物理学者、ノーベル賞)、ヘンリー・N・ラッセル(HR図のR、天文学者。ちなみにHはデンマークのアイナー・ヘルツシュプルング)、ジョン・フォン・ノイマン(数学者。現在のコンピュータの基礎を築いたひとり)、ウォルフガング・パウリ(「パウリの排他原理」で知られる物理学者、ノーベル賞)、ユージン・ウィグナー(物理学者、ノーベル賞)という信じられないような科学史上の人物たちだった。
診察を終えて歩くモリアキ翁。
クリニックのある北戸田ファースト・ゲート・タワー。
14時に帰宅。レッスン開始まで2時間半。モリアキ翁の昼食の準備から終了までの時間を除けば1時間40分。レッスン前に夕食の下拵えを終わらせるには水汲みを明日に2日分行なうしかないと判断。ギリギリの午後となった。
午後は、なかなか太陽が見られなかったけれど、遠くのスクーターのミラーに発見。思い切りズームしてみた。