野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

12月18日(金)北風リハビリ・ライド in 彩湖

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 NHK-Eテレの「お金と感情と意思決定の白熱教室」を観ていたら、急にアンヌ・ケフェレックのことを思い出した。最近、名前が思い出せなくて悔しい思いをしたピアニストだ。

 番組に彼女に似た人が出ていたわけではない。実はアンジェラ・ヒューイットと似た人が生徒席にいて、どういうわけか「そうだ、あの時思い出したかったピアニストはアンヌ・ケフェレックだった!」と思い出した。「アン」という共通点が連想のもととなったのだろうか。

 何ヶ月か前には、忘れるはずのないフーゴー・リーマンの名前が出てこなかった。代わりに思い浮かんだ名前はアレクサンドル・フリードマンだった。惜しい!(全然、惜しくない)

 

 その少し前、白熱教室を観ようとTVの電源をONにしたら、スター・ウォーズ エピソードIVの終盤が放送されていた。

 1978年に初めて見た時の驚きは忘れられない。何に驚いたかと言えば、この映画がすでにSFではなくなっていたからだ。「SFの拡散と浸透」という筒井康隆の言葉をそのまま体現した映画だった。つまり、SFファン向けの映画ではなく、設定もプロットもSFなのに万人向けとして仕上がっていたということだ。はるか昔という設定も、未来を扱うと考えられがちなSFでは王道だったりする。

 何より気に入ったのは、サンダーバードが先鞭をつけた「レベルの高いウェザリング」だった。共和国軍のYファイターは使いこまれた機体として表現されていたことにガッツ!だった。

 テーマ音楽が特に良く知られているけれど、ジョン・ウィリアムズは、まるでワーグナーのようにライトモチーフを巧みに用いて、しかも非常に印象的な個々のメロディーを紡ぎだした。ダースベイダーのライトモチーフは言うに及ばず、帝国軍に敵対する人々のそれも非常に強いメロディー(他のメロディーと間違えるおそれがないほど、メロディーとして個性的であること)だ。

 R2D2のデザインは、ジョージ・ルーカスが10歳の時のノートに、ほぼ同じものが描かれていたという。

 同じ年(製作年が1977年)の映画にピーター・ハイアムズの「カプリコン1」があった。これも強烈な印象の映画だったけれど、スター・ウォーズほどの広がりを見せることはなかった(当時は同じくらい面白い映画だった)。監督自身の原作・脚本という点で共通していた。この後、1981年には同じくハイアムズの「アウトランド」が公開され、これも私は面白く観た。

 その2年前、1979年には「エイリアン」が公開されていて(後にシリーズ化、特に2が優れていると思う)、その面白さにヤラれて立て続けに宇宙系の映画を観るために映画館に足を運んだのだと思う。その原点がスター・ウォーズだったのだと思う。

 

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冬将軍到来。冬の北風は荒川CRにとって標準装備のようなものだけれど、今日は寒かった。

 

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12月になってから、まだTN号でまともに走っていないので、今日はリハビリのために出かけた。

 

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今日の富士山

 

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防風サイクルジャージとサイクル・ウィンドブレーカで出かけたのだけれど、走っている時はまだしも、休憩やカロリーチャージの時には寒すぎると思い、一度帰宅して中綿の入ったジャケットをザックのヘルメットホルダーネットに入れて携行。

 

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再度、彩湖に戻ると高校生たちが持久走大会で走っていた。今日は彩湖西岸堤防を往復してリハビリ・トレーニング。

 

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あたたかジャケットのお陰で、北風でも楽しいランチタイム。忠実なTN号は、大人しく待っている。

 

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彩湖には、ちょっとしたアスレティックのような遊び場がある。3人の女子大生(たぶん)が、上画像右側のぶら下がり型ロープウェイに挑戦するのだけれど、足が上がらなくて、遊具に乗れないのだった。彼女たちが諦めてから数分後、何も知らない女子高生たち(持久走大会を終えたばかりの)が数人やってきて、全員が見事にやってのけた。ほんの数年差で身体の機能がこんなに変わるのかと、ちょっと驚いた。高校の体育の授業には効果があるのかも知れない。

 

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帰宅後、水汲みに行く途中で7000km通過。その場でバッテリー交換。以後、1000kmなら8000kmと読み替えることになる。TN号のサイコンはODOメーターの数字をマニュアル入力できるので元旦リセット。

 

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7000km通過は、芦原橋直前。

 

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