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次男坊の “海” からのプレゼントで聘珍樓(へいちんろう)のプリカをもらったので、今日はカミさんとのイリジウム婚祝いに横浜まで出かけた。
副都心線のおかげで、北戸田駅から元町・中華街駅まで1回の乗り換えで到達できる。横浜は非常に近くなっている(今日は2回乗り換えている)。
渋谷駅で降りて東横線に乗り換え。
東横線渋谷駅
今年3月に設定されたFライナー(F特急と表示)に乗車。渋谷駅からみなとみらい線 元町・中華街駅まで35分。
多摩川、丸子橋。
元町・中華街駅。ホームドアがない。
聘珍樓の場所を確認してから山下公園に。
大型バイクとトライク。トライクはヘルメット未装着でもOK。趣味に打ち込むのは楽しいことだ。
山下公園はバラが満開
画面左上に見えるのが日本郵船の “氷川丸” 現在は博物館として公開されている。
氷川丸への乗船料は大人300円。内容から考えると、安すぎるかも。
氷川丸1930年5月竣工。大宮氷川神社(埼玉県)に因んで命名。同月、神戸からシアトルまで処女航海。運行終了は1960年。造波抵抗を抑えるためのバルバス・バウが装備されていないところなどが建造年代を感じさせる(進水が1940年の戦艦大和にはバルバスバウが装備されている)。
操舵室からの眺め
横浜火力発電所。20年くらい前に子どもたちと工場見学に来たことがある。
船尾の操舵輪。
今日のメインイベントとなった氷川丸機関室。86年前のものだと考えると、当時の造船技術が既に非常に高かったことを実感させられる。
おそらく超ロングストロークの低速回転ディーゼルエンジンだと思う。8気筒を2基。今はスクリューを外されているけれど、2軸推進。
カミさんが「造船技術を持っている国はどのくらいあるのかしらね」と言った。全く同感。氷川丸は最大29度も傾くほどの嵐でも無事に航行してきた。
発電設備や配電盤、コンプレッサーなど、どれを見ても興味深く、長い時間を機関室で過ごした。
3等船室は2段ベッドが4つで、8人部屋。
去りがたい気持ちを抑えて、聘珍樓に向かう。
横浜マリンタワー。高さ106メートル、竣工1961年。
浦和にも聘珍樓があった頃には何度か行ったことがある。横浜聘珍樓は2度目。
ナプキンが載せられた皿は、ナプキンのためだけのもの。
箸
オードブル
スープ
これは、好みでスープに加える赤酢(?)
中華街では、人気店は喧騒の中での食事となることが多いけれど、聘珍樓は満席でも落ち着いた雰囲気。
少しずつの量しか出てこないように思えたものの、コース料理が終わる頃には満腹。
でも、デザートは別腹。
お茶までおいしい。
カミさんが月餅を食べたいというので、専門店に行った。
海員閣のある香港路。昔、保昌には何度か通った。
再び元町・中華街駅
早く渋谷駅の改装工事が終わって欲しい。
せっかく山手線の新型車両(E235系)が通ったのに流し撮りをしなかったためにブレてしまった。基本を忘れてはいけない。