今朝の最低気温(さいたま市桜区観測点)は4.7度(03:50)、最高気温は18.9度(16:16)。快晴。瞬間最大風速は11.6m/s(北;09:05)。
参考までに茨城県日立観測点の今朝の最低気温は3.3度(03:54)、最高気温は13.9度(12:35)、瞬間最大風速は10.0m/s(北;08:00)。快晴。
以前からカミさんと温めてきた「国営ひたち海浜公園、ネモフィラを理由にして出かけよう計画」を実施してきた。
早起きしすぎたので、30分くらい早い埼京線に乗ることができた。充実した一日になりそうだ。
赤羽で上野東京ラインに乗り換え(画像はグリーン車だけれど、まだ停止していない。この場所にはサロではくてサハが停まる)。
連休でも早朝ならば空いている
途中の駅で特急ときわ53号に抜かれる。当初の計画では、この特急で行くことになっていたけれど、早く出発したので特急料金を浮かせて美味しランチとディナーに充てようと計画の見直しをした。
今日の車窓は素晴らしかった。荒川、中川、江戸川、利根川などを渡って、筑波山と、それに連なる山々、田園風景を子供の頃のように飽かず眺めたのだった。
窓の奥に上野東京ライン常磐線の看板。手前には素敵なお姉さん。常磐線も品川まで乗換なしで行けるようになった。
勝田駅前。右奥に、ひたち海浜南口への直行バス乗車券を買い求める長い列。左側にはコミケのようにつづら折りで並ぶもっともっと長い列。誰もがこれだけがアクセス手段であると思いこんでいる時、地元の人達が利用している海浜公園を通る路線バス停留所には1台にラクラク乗り切れるだけの人しか並んでいなかった。もちろん、それに乗った。
西口の翼のゲートから入園。
大人の料金が450円と実にリーズナブル。さすが国営。
入園したのは良いけれど、茨城県北部の天気予報をチェックしておかなかったので、気温の低さと風に参ってしまった。昨日ヴァンガードのバックパックタイプのカメラバッグにデジイチを入れて用意しておいたのだけれど、今朝それをやめて、ロードバイクで出かけるときのサイクリングバッグを、ほぼそのまま背負ってきたのだった。
おかげで予備の防風性のあるベースレイヤや、タルテックスのウィンドブレーカが手元にあったので、万全のウェアで歩けることになった。アミノバイタルやエナジーゼリーも入っているので万全以上になった(カミさんは風と寒さを凌げるソフトシェルを持ってきていた)。
すっかり快適になって、カミさんとチューリップゾーンに入っていった。
まあ、このあたりはチューリップ。
ところが、次第にチューリップの概念が変わるような世界に入っていくことになった。
画像ではわかりにくいけれど、チューリップが光り輝いている。
背の高いチューリップや小さなチューリップなど、数えきれないくらいの品種のチューリップがこれでもかこれでもかと現れる。
もはやチューリップには見えないものまで
これはチューリップの原種のひとつ
これらも原種
これもそう
さらにチューリップのカーペットが続く
もう参った!
というわけで、ネモフィラの丘を目指す。
ネモフィラと同じくらいのヒトフィラがいる(私もその一人だけれど)。
民家園方向には菜の花が満開。やはり、このあたりは春が遅いのかも。
最近言われるようになったエベレスト渋滞のようなものだろうか? つまり、撮影する時には順番待ちをする他の登山パーティを写さないという暗黙の了解。
まだヒトが写ってしまう
左上に写ってしまった
よく見るとたくさんヒトフィラが写っている
右上にわずかに写っている
ようやくネモフィラだけが写った
見晴らし丘から茨城港のクルーズ客船が見えた。
海が青い、というか色が濃すぎる。
埼玉県の国営武蔵丘陵森林公園と同じようにサイクリンクロードがある。ひたち海浜公園の広さは350haで、森林公園の340haより広い。ちなみに森林公園のサイクリングロードは一周15km。ひたち海浜公園のサイクリングロードは調べていないけれど、ここも長いのだろう。
遊園地ゾーンの絶叫マシン
本来ならば緑で包まれる植物モニュメント。まだ季節が早すぎて謎のオブジェクトになっている。
メタセコイアの並木道を抜けて、ひたちなか海浜鉄道 湊線の阿字ヶ浦駅を目指す。
海浜公園を出て、海辺の道を歩く。視線は青い海に釘付け。
間もなく阿字ヶ浦駅
発車2分前に到着、Suicaが使えないので大急ぎで乗車券を購入。キハ11に乗り込んだ。キハ11のとなりの数字に紙が貼られていて「5」と書かれているけれど、帰宅後に調べてみると、この車両はJR東海から譲渡されたキハ-123らしいことが分かった。
ネモフィラ特需で大混雑。年々乗車人数が減ってきているようなので、ひたち海浜公園にはコキア特需やチュリップ特需など頑張ってもらいたい。
浮いた特急料金でイタリアンの店でディナー。
食べるのに夢中で、オードブル2品しか撮影できず。お腹いっぱい食べた。
大型連休2日目として、なかなか充実した一日となった(と、思う)。