今朝の最低気温(さいたま市桜区観測点)は15.0度(05:00)、最高気温は21.5度(14:53)。曇のち晴れ。今日の最低気温は22時30分現在で14.4度(22:00)、なお降下中。
ちなみに栃木県足利市に近い佐野観測点の最低気温は13.4度(04:36)、最高気温は22.4度(14:51)、午前中は曇り、午後から徐々に晴れ上がった。
大宮駅で宇都宮線快速ラビットに乗り換えて小山駅へ。画像は小山駅発高崎行の両毛線。2回の乗り換えで足利フラワーパーク駅に行ける。
あしかがフラワーパーク駅に到着。この駅は昨年(2018年)4月1日に開業したばかりの新駅。
やさしい声で車内放送してくれた車掌さん。女性の運転士も徐々に増えている。
大型連休中よりは空いていると思う
入場して、すぐに沸き立つような花の群れが迎えてくれた。
花の圧力
手入れの良さにも驚く
こんなに小さな花でも、傷んだ花が見当たらない。
最近の日本人が思い切りお洒落をして外出する習慣がなくなったことに、彼女たちをみて気付かされた。
バラ園が凄すぎて、楽しすぎてレリーズすることをすっかり忘れてしまった。人類のバラへの情熱は、これからも続くことだろう。
ナナホシテントウ。園内には植物を助ける虫たちが仕事をしている。
藤色のフジの季節は、ほぼ終わりかけていたけれど、一部の白いフジはまだ見頃が続いていた。
アメリカのCNNが足利フラワーパークを「世界の夢の旅行先10ヶ所」に選んだことはニュースで知っていた。その時の画像は夜にライトアップされた藤棚だった。きっと夢のような美しさだったことだろう。
花期ぎりぎりの藤棚。巨大なフジだ。
樹齢130年のフジの移植に成功した「奇跡の藤」とのこと。広さ1000平方メートルに広がって咲いている。
白い藤は、まだ見頃のものが残っている。
こういう人たちが園内に何人もいて、傷んだ花などを摘花している。これが足利フラワーパークの凄さなのだろう。
一属一種というハンカチノキ。花を囲む2枚の白く大きな葉がハンカチーフのように見える木。
これが地面に落ちたハンカチーフたち
空が白いので白い葉が目立ちにくい
これなら少しは見えるだろうか
これは確かトチノキの仲間だったと思う
藤のソフトクリーム
まるで赤いミズバショウ
これが足利フラワーパーク駅
このスマホは知らないヒトが突然差し出して入線する211系を撮影し始めたもの。びっくり。
ついに念願の岩宿駅にやってきた。
ひとつ高崎寄りの駅は「国定(くにさだ)駅」。国定駅の近くには国定忠治の墓があるとのこと。なんと実在の人物だった。
駅前にある、かなり古そうな家。
阿左美岩宿交差点を右折すると間もなく、一部黒焦げの建物。
続く部分も焼けている
母屋は、ほぼ焼け落ちている。
まだ最近の火事なのだろうか。住民が無事に避難できたかどうかが心配だ。
岩宿博物館までは案内標識が充実しているものの、グーグルマップのルートナビのほうが安全な道を選択しているように見えたので、そちらに従った。
「岩宿の発見」で知られる相沢忠洋氏のブロンズ像。この近くに岩宿遺跡と岩宿ドームがある。
岩宿博物館の展示室は撮影禁止なので、窓の外を撮影。
展示室の一角にある撮影OKのマンモスコーナー。想像以上に大きく、高さ3060mm、全長5600mm。
私が中学生の時に、まだ若かった父、盛明から奨められて相沢忠洋著の「岩宿の発見」を読んだ。多感な少年時代だったので、感動的な内容に打ち震えたものだった。
相沢忠洋氏は在野の考古学研究者で、当時の日本では旧石器時代がないという定説を覆した人物。太平洋戦争のために学歴がなく、打製石器を発見したにもかかわらず彼の考えが受け入れられるまでに苦労をした。感動したのは彼の真実追求への情熱。
博物館の全景を写せる場所が見当たらない
これで精一杯
博物館の南側にある鹿の川沼。
博物館の設計者は、非常にアーティスティックな人なのだろうと思われられる人工河川。
高さ30cm以上もあるタンポポ
帰路は高崎へ出て、両毛線全線を制覇。画像は高崎線が神流川橋梁を渡っているところ。