野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

2019年10月13日(日)台風ハギビスの爪痕を追ってみた 33.28km

 

 今朝の最低気温(さいたま市桜区観測点)は24.7度(07:00)、最高気温は27.3度(13:01)。快晴。今日の最低気温は23時20分現在19.1度(22:35)。

 

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台風第19号(201919)ハギビスは、近年稀に見る規模と勢力を持った台風として記憶に残ることだろう。

 

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いつも眺めている彩湖東岸からの風景がすっかり変わってしまった。彩湖そのものもなくなって、荒川の一部になってしまった。

 

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ヤクルトスワローズ戸田球場も水没。

 

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球場のアルプススタンドが流されて、一部が水面に出ている。

 

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背の高いバックネットも上部構造が少し見えている程度。

 

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彩湖北岸に向かう堤防上で撮影。左側の荒川水位よりも、右側の住宅街のグランドレベルのほうが明らかに低い。

 

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堤防上には、まるで縁日のように人がたくさんいる。これは荒川沿いの堤防上共通の風景だった。

 

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道満・彩湖グリーンパークがあったことが嘘のような風景。

 

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もし無人の状態で、ひとりこの水面を眺めていたら孤独と恐怖を感じたかも知れない。まるで人類が滅びてしまった世界を見ているようだ。

 

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武蔵野線は、ここでは高架軌道を走る路線だけれど、軌道のすぐ下まで水面が迫っていた。

 

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ほぼ中央に、さくらそう水門。

 

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画面中央付近にある堤防の切れ間は、洪水時に想定した水位を超えた水を越堤させて彩湖に貯めるように計画されたもの。

 

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これは堤防外の武蔵野線高架軌道

 

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これはさくらそう水門で荒川に合流する鴨川。水位が高く、大河のようになっている。右側、左岸には鴻沼川水門。

 

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鴻沼川はポンプで鴨川に放水している模様。ポンプ場の稼働音が聴こえている。

 

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秋ヶ瀬橋が渋滞していたので途中まで渡ってみると、なんと荒川水面よりも低い路面があって、深く冠水していたのだった。

 

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秋ヶ瀬橋東詰交差点から左岸堤防に向かう道は閉鎖されていたのだけれど、上流方向から走ってきたローディの人に尋ねてみたら、羽根倉橋までは行けるとのこと。秋ヶ瀬公園も全域が水没。

 

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平野原送信所の周囲にも新しい湖が誕生していた。

 

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いつもは、荒川左岸35.6kmの標識があっても流路が全く見えないために違和感があった。しかし、今日は間違いなく荒川左岸だ。

 

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テニスコートやトイレ棟があったとは思えない水面

 

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水面から突き出ているのは大型スピーカーを備えた放送設備。

 

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水没から逃れるために堤防上に上がってきたと思われるクルマ

 

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さいたま市総合運動公園があった場所

 

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風速7m/sでも逆らって走るのは、けっこう大変。

 

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大久保浄水場

 

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水没した昭和田んぼの横堤が、水の流れに浮かび上がっている。

 

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ここには(仮称)第2彩湖が計画されている。仮にも具現化したことになる。このあたりの堤防上ルートは舗装されていないので、Zalaを押し歩いて進んだ。タイヤをグラベルキングに換装してくるべきだった。

 

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さいたま市沢川運動公園事務所

 

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風速9m/sは、かなり強い風。物見高い人たちが堤防上に停めた自転車が次々と倒れた。

 

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治水橋上流側。風が強くなって水面が波立ってきた。

 

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荒川の堤防間距離の遠さは、このあたりでも感じられる。吉見町まで行くと2.5km以上に広がる。

 

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西遊馬公園入り口で、押し歩きにバテてきたので一般道に出て帰宅することにした。

 

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遊馬山 高城寺(あすまさん こうじょうじ)。創建は1543年。1543年はコペルニクスが「天体の回転について」を出版した年であり、ヴェサリウスが世界最初の人体解剖図である「ファブリカ」を発表した年であり、日本では種子島に鉄砲が伝来した年でもある。人類にとって、地動説は外宇宙であり、人体解剖図は内宇宙。これがほぼ同時になされたことに驚くばかりだ。

 

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これは普光山 浄蓮華院 慈眼寺の一部。水判土(みずはた)観音とも呼ばれている。なぜ、こんなことを知っているのがというと、カミさんの実家がこの近くにあって、クルマで来るときには、この交差点を目印に曲がっていたから。

 

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R17、新大宮バイパス

 

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首都高速大宮線のループ路。

 

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与野公園のバラ園を写したつもりなのだけれど、さっぱり分からない画像になってしまった。

 

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与野公園脇をフォローの風に乗って快適に走る

 

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中浦和駅近くの鴻沼川。こんなに水位の高い鴻沼川を見たのは初めてだ。

 

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登ったばかりの月齢14.4。明日14日06時08分に満月。帰宅後、最後の買い出し時に撮影。