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プロコフィエフのピアノ・ソナタ第2番は、高校時代に全楽章ソラで歌えるほど聴き込んだ曲なのだが、この数年再び聴くようになった。
高校時代と圧倒的に異なるのはアナリーゼの力が身についたことだ。だから、このソナタの全楽章がベートーヴェンと同じか、あるいはそれ以上に生命のデザインをしていることに驚くことになった。
これはもう作曲の力などという生易しいものではなく、宇宙の法則のようなものから生まれてきたのではないかと結論づけたくなるほど。
聴こえてしまったら書くしか無いと思うものの、そんなインスピレーションは、どのようなトレーニングを積めば掴めるのだろうか。
最初の4枚は昨日の画像。これは京北線96番を南側から見上げた画像。なかなか特徴的なデザイン。
ずらりと並ぶ97番以降の京北線鉄塔群。東向きの空は夕陽を浴びてピンクに見える。
これはカミさんが鉄塔の最高傑作という京北線101番。このアングルで見上げると、たしかにデザイン性の高さを感じる。
こちらは96番同様に航空障害灯が輝く102番鉄塔。101番とは異なる魅力があると思う。鉄塔に興味がない人から見たら、ちょっと奇異に感じるかも知れないけれど、その美しさに気づいてしまうと気になって仕方がないものだ。
これは今日の夕空。明日は雪が降るかも知れないという予報。