野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

9月16日(火) Part 2 新河岸川沿いナイトクルーズ編

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 時間は増やすことのできない有限の資源なので、どのように使うかがすべて。

 モノは人の時間を奪う。しかし、使い倒すほどでなければモノは役に立たない。ピアノが思うように弾けないと感じている人は、ひょっとしたらピアノを使い倒していないのかも知れない。

 たとえば、良い写真を撮りたいと思ったら、カメラは常に携帯するほかない。最近はスマホに高性能のカメラが装備されているけれど、カメラを携帯している意識がなければ作品は生まれない。アンリ・カルティエ=ブレッソンが言う「決定的瞬間」も、そのひとつ。

 ピアノもカメラも、私の時間を奪えば奪うほど私が育つ。それが人とモノの本来の関係だと思う。

 

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今夜は遠地点を10kmと決めて、20kmの周回コースを設定。戸田橋で都内に入る。

 

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志村橋から新河岸沿いに入り、最初の橋が「平成橋」という人道橋。平成元年に竣工したことが銘板から分かる。

 

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これが平成橋の橋梁部。

 

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そして、このエリアでもっとも興味深い「長後さくら橋」。車両が走れるだけの幅と強度を有していながら種別は「人道橋」。上の画像は、その左岸取付道路。橋梁部の2倍の長さがある。

 

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見えにくいけれど、これが美しいアーチを持つ渡河橋梁部。なぜ、長大な取付部を持つのかは、行ってみるしかない。遠地の方には申し分けないけれども、渡ってみなければわからないのが、この「長後さくら橋」。すぐ近くに埼京線浮間舟渡駅」があり、プラットフォームからのアナウンスが良く聞こえる。

 

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こちらは「志村新河岸橋」歩道への取付部。車は長大な直線傾斜路で堤の高さまで登って橋を渡る。

 

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照明に照らされて歩道が見えているけれど、その右側が車道。反対側にも歩道。

この橋と「浮間橋」との間に「新河岸大橋」があるけれど、今夜は訪れていない。志村新河岸橋を南側から渡ってまっすぐ進むと浮間橋に出るからだ。

 

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埼京線北赤羽駅」は新河岸川の上にあり、ぴったりと並んで「浮間橋」が架かっている。

 

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浮間橋。

 

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環状八号線。ここから11km走れば練馬区南田中で笹目通りと接続。「8月21日(木)練馬高野台ナイトクルーズ Part 1」参照。

 

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 直進が環八、左右方向がR17。ここを右折すれば戸田橋に戻る。

日常の買い出しなどを含めて、今日の走行距離は31.5km。帰宅後は、もちろん五線紙に向かった。走るとアイディアが湧く。