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カミさんが日曜休になったので、モリアキ翁97歳の朝食の用意を頼んで、08時30分という、かつてない早さで出発。2010年暮れ以来、モリアキ翁の入院時を除けば、モリアキ翁の朝食の支度は休んだことがない。モリアキ翁の朝食が家族に浸透してきたから可能になった。
本来ならば今日は糠田(ぬかた)橋周回ライドとなるはずだったけれど、貴重なチャンスなのでひとつ飛ばして大芦(おおあし)橋周回ライド、予定距離96kmとなった(実は久下(くげ)橋周回ライド106kmも視野に入れていた)。
彩湖東岸に向かう途中の民家の庭に、このところ降り続いた雨が美しい苔を用意した。順調な滑り出しだ。
これから向かう北方向。
これからずっと堤防には彼岸花が咲き続ける。
羽根倉橋上流側の荒川CR(以下ACR)の入り口。この先の路面状況を暗示する水。
今日を待ち構えていたローディたちが一斉に繰り出した感じ。太郎右衛門橋より上流に行けば、ACR左岸ルートは空いていることだろう。
交通事故か? 画面右側外にはパトカーも。
樋詰橋以北のCR路面がドロドロなのは分かりきっていたので、迂回して上尾道路を走った。
これは歩行者・自転車専用道路。
太郎右衛門橋をアンダーパスして県央ふれあいんぐロードに向かう。
前にも書いたけれど、このネーミングはバツだ。
こんなに素敵なところを走る幸せ。
もっと幸せ。
芝生の上で休日を過ごす家族
実は、こんなに広い!
荒井橋をアンダーパス
先週通行止めだった北本水辺プラザ公園ルートだけれど、別の迂回路がありそうなので、再びやってきた。
ここではなく、川岸を走っていくと高尾橋に出られる。
その高尾橋を渡らずに左岸を進む
なんて幸せなんだ!
ひゅうひゅう!
見上げればウルトラライトプレーン(日本での名称は「超軽量動力機」)。フレームに翼とエンジン、操縦席がついているだけなのに、なかなか高性能だと思う。
御成橋
御成橋のアンダーパスは、このすぐ先の分岐を右に入る。画像では、草の向こうを人が歩いてくる道。なんの標識もないので、要注意。
分岐の先には左岸堤防を登る道がある。
荒川河口0キロポストまで62.0km。これが国道だと「東京まで◎◎km」となる。
糠田橋が見えてきた。
糠田橋をアンダーパスするには、画像の自転車の男性が進もうとしている道に進む。
そこそこ有名な荒川水管橋。入間川にも水管橋があるけれど、こちらは長さ日本一。1100.95m。水管橋を通過しようかというところで、iPhoneに着信音。モリアキ翁になにかがあったのかと、開いてみるとL女子から画像が届いた。なんと彼女は自分の自転車をカナダに持ち込んで走りまくっているのだった。画像はオンタリオ湖周辺。太陽が眩しくてよく見えないので、申し訳ないけれどスルーして走り出そうとしたらフロントチェーンリングがインナーに入らない。困ったな、と思っていたら、今度はリア・ディレラーが反応しなくなった。シフトワイヤー断裂。これは手に負えない。すぐに近くのスポーツバイクを扱う店を検索すると、行田(ぎょうだ)市(現在地は鴻巣(こうのす)市)の「サイクルワークス オオタキ」がヒットした。高崎線を越えなければならないけれど、なんとか辿り着けそうな距離。なんとか、というのはTN号のギアの位置はフロント50Tのリア11Tという、もっとも重い組み合わせで固定されてしまっているからだ。
50T×11Tの走り出しの重さは凄いものだ。そもそも、この組み合わせで走ったことがない。跨線橋を手押しで登った。画像は高崎線下り方向。
看板には救世主と書いてある(そうとしか見えなかった)。
今日は、この店の走行会で、偶然にもマスターが帰着したところに出くわした。「いつもだったらもっと遅く帰ってくるんですが、今日は早くて良かった」
そうとも、とむりんには “ちょこっと神さま” がついているのだ。
もし人里離れたところでシフトやブレーキのワイヤーが切れたらどうするのか、というと「5000kmごとくらいに交換することですね」。そ、そうか。予防あるのみということだ。
実は、この場所。大芦橋と久下橋の中間あたり。しかし、大きく時間をロスしてしまったので、誘惑をはねのけて大芦橋に戻る。
大芦橋の歩道は上流側のみ。この通路でアンダーパスする。
そして、ここを登れば歩道。
左岸堤防上を上流側に向かう道で久下橋まで行ける(右岸は、すぐに未舗装になるので注意)。
洪水時に和田吉野川と荒川の水位調節をする玉作(たまつくり)水門。右手に見えるのは通殿川排水機場だと思う。
大芦橋を渡る。実は、この頃から右膝に痛みが。リアディレイラーワイヤー断裂の呪いが効いてきたらしい。残り50km弱。
大芦橋下流側に見える荒川水管橋が美しい。チクチク・・・。
荒川上流方向。徐々に膝の痛みが増してきた。
玉作水門ズーム画像