野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

2016年11月13日(日)治水土木技術の粋を結集した武蔵水路と雄大な利根大堰 Part 1

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以前から計画していた利根大堰訪問を、今年最後かも知れない穏やかな気象状況の今日、家族の協力によって実現できた。

 

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9時10分、TN号を駆ってR17を北上。沿道にSTAFFのウィンドブレーカを着た人、警備会社の制服を着た人がたくさんいたので、すぐにイベントがあることが分かった。さいたま国際マラソンの横断幕などが登場し、自分の迂闊さを悔いた。道路規制が始まっていて、どちらに迂回すれば良いのか検討もつかない。

 

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ラソンがスタート。大変な人数。

 

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ここだけは通りたくなかった旧中山道東北本線アンダーパス。

 

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最短距離で時間を稼ごうとしたのに、タイム・アドバンテージは、迂回に次ぐ迂回であっさりと消えてしまった。

 

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偶然だけれど今日のマスクはサラヤのもの。こんなところに営業所があったのか。サラヤのマスクには遠目には目立たないSARAYAの刻印があって、外側と内側がひと目で判別できる。

 

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とにかくガンガン進む。

 

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北本市の境界標識を写しそこねて一気に鴻巣市に。

 

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ファミリーマート鴻巣加美店で最初のカロリー補給。この店のすぐ先で旧道からR17に入る。

 

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R17の北鴻巣駅入口の景色。この風景を見たら、間もなく武蔵水路

 

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武蔵水路沿いには、4.5kmに及ぶ「さきたま緑道」という美しく整備された遊歩道がある。自転車道も併設されているけれど、武蔵水路の側道(管理道路)のほうが走りやすい。

 

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改良工事を終えたばかりの武蔵水路武蔵水路の凄さについては以下のサイトを参照されたい。

 

武蔵水路 - Wikipedia

1300万人支える武蔵水路、脱・老朽化で防げ「東京砂漠」(日本経済新聞)

 

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武蔵水路の対岸には県道306号線が走っている。しかし、左岸の側道(管理道路)は自転車のためにあるようなもの。この管理道路は右岸に移ったりもするので要注意。

 

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右側がさきたま緑道。木陰に作られた遊歩道と自転車道からなる贅沢な道。天気と相まって、じつに美しい。

 

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こんな道を歩く人は幸せだ。

 

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さきたま緑道の自転車道。まるでパヴェ。トレックのドマーネ専用のようだ。ただし、ふつうのアスファルト舗装の部分も多い。

 

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美しすぎて速度を上げることができない。

 

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これは武蔵水路と交差する元荒川。元荒川サイフォンと呼ばれる流路で武蔵水路が元荒川をアンダーパスしている。武蔵水路にはサイフォンが6カ所もある。

 

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元荒川下流

 

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さきたま古墳群の丸墓山(まるはかやま)古墳遠景。直径105m、高さ18m。日本最大の円墳。ここはクルマで来ても遠かったのに、いまではTN号でも来られる。ちなみに、この古墳と稲荷山古墳は登ることができる。

 

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丸墓山古墳に武蔵水路が最接近したときに撮影。頂上の樹々は桜。

 

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武蔵水路の一部区間で並走する秩父鉄道5000系電車。実は、都営地下鉄三田線を走っていた6000系を譲り受けたもの。6000系の運用開始は1968年12月28日、運用終了は1999年11月28日。

 

Part 2に続く