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以前から計画していた利根大堰訪問を、今年最後かも知れない穏やかな気象状況の今日、家族の協力によって実現できた。
9時10分、TN号を駆ってR17を北上。沿道にSTAFFのウィンドブレーカを着た人、警備会社の制服を着た人がたくさんいたので、すぐにイベントがあることが分かった。さいたま国際マラソンの横断幕などが登場し、自分の迂闊さを悔いた。道路規制が始まっていて、どちらに迂回すれば良いのか検討もつかない。
マラソンがスタート。大変な人数。
最短距離で時間を稼ごうとしたのに、タイム・アドバンテージは、迂回に次ぐ迂回であっさりと消えてしまった。
偶然だけれど今日のマスクはサラヤのもの。こんなところに営業所があったのか。サラヤのマスクには遠目には目立たないSARAYAの刻印があって、外側と内側がひと目で判別できる。
とにかくガンガン進む。
ファミリーマート鴻巣加美店で最初のカロリー補給。この店のすぐ先で旧道からR17に入る。
R17の北鴻巣駅入口の景色。この風景を見たら、間もなく武蔵水路。
武蔵水路沿いには、4.5kmに及ぶ「さきたま緑道」という美しく整備された遊歩道がある。自転車道も併設されているけれど、武蔵水路の側道(管理道路)のほうが走りやすい。
改良工事を終えたばかりの武蔵水路。武蔵水路の凄さについては以下のサイトを参照されたい。
1300万人支える武蔵水路、脱・老朽化で防げ「東京砂漠」(日本経済新聞)
武蔵水路の対岸には県道306号線が走っている。しかし、左岸の側道(管理道路)は自転車のためにあるようなもの。この管理道路は右岸に移ったりもするので要注意。
右側がさきたま緑道。木陰に作られた遊歩道と自転車道からなる贅沢な道。天気と相まって、じつに美しい。
こんな道を歩く人は幸せだ。
さきたま緑道の自転車道。まるでパヴェ。トレックのドマーネ専用のようだ。ただし、ふつうのアスファルト舗装の部分も多い。
美しすぎて速度を上げることができない。
これは武蔵水路と交差する元荒川。元荒川サイフォンと呼ばれる流路で武蔵水路が元荒川をアンダーパスしている。武蔵水路にはサイフォンが6カ所もある。
元荒川下流側
さきたま古墳群の丸墓山(まるはかやま)古墳遠景。直径105m、高さ18m。日本最大の円墳。ここはクルマで来ても遠かったのに、いまではTN号でも来られる。ちなみに、この古墳と稲荷山古墳は登ることができる。
丸墓山古墳に武蔵水路が最接近したときに撮影。頂上の樹々は桜。
武蔵水路の一部区間で並走する秩父鉄道5000系電車。実は、都営地下鉄三田線を走っていた6000系を譲り受けたもの。6000系の運用開始は1968年12月28日、運用終了は1999年11月28日。