葛西橋(河口から1.2km)で右岸に戻った。南風で、かなり脚を費やしてしまった。台風15号サンヴーの影響もあると思うが、どうか?
葛西橋中央付近から上流方向を例のフィルタで撮影。河口が近づくと川幅が広い。
0キロポスト。河口から◎◎kmという場合、ここが起点となる。荒川では東京湾の埋め立てが進んで、実際の河口は遠のいてしまっている。
右岸CR突端部。とりあえず、ここが行き止まり。アクアラインの換気塔である「風の塔」(ここからの直線距離18.5km)が見えている。
荒川河口橋。手前が首都高速湾岸線、奥にJR京葉線。左方向に葛西臨海公園、さらに左に東京ディズニーランド。
荒川左岸側。中央の煙突は葛西水再生センターのスラッジプラント。その右に葛西臨海公園の「花とダイヤの観覧車」。
こちらは右岸側の東京都下水道局の東部スラッジプラント。例のフィルタで。
これも例のフィルタで撮影した清砂大橋(河口から0.5km)。いい天気のように思えるけれど、この時、iPhoneには大雨に関する防災情報がガンガン着信していたのだった。
荒川ロックゲート越しに見える洗濯物。いい風景だ。
荒川ロックゲートはパナマ運河と同じ閘門式。これは旧中川と接続する水門。
こちらが荒川放水路側の水門。普通に荒川ロックゲートと言えば、こちらを指す。
復路は平井大橋で左岸に移った。
これは上平井水門前で撮影した、大ハープ。
さて、この黒い空の下では1時間あたり70mmとか100mmなどという、とてつもなく激しい雨が降っている。雷鳴も聞こえるので、これはゲリラ雷雨。
雨雲レーダー画像を見ながら帰宅作戦を立てて帰らなければならない。本来ならば、もっと早い時刻に帰宅していなければならなかったのに、強い南風とバトルして遅くなってしまったのだった。
これが晴れと雨との境(左が晴れ、右が雨)。
振り返れば青空。
気温急降下。雨雲レーダーで雨の止み間をみつけては走り、橋の下で雨雲をやり過ごす。
雨雲が通過したばかりの鹿浜橋左岸アプローチ。かなり激しい雨が降ったらしい。
上流方向は絶賛、大雨中。
鹿浜橋を渡ってから、バックパックにカメラやiPhoneを入れて、レインカバーで覆い、サイクルウィンドブレーカを着て雨に備えた。
ここからは画像なし。雨雲レーダーで見ると、ゲリラ雷雨は紫と赤で表示されている。猛烈な雨だ。進行方向は北東。緑色で表示される雨量12mmから16mmの谷間があるので、うまくそこを通過するのが一番被害が少ない。頑張って走れば岩淵水門あたりで濡れるけれど、なんとかなりそうだ。
なんといっても、今回も窮地を救ってくれたのがサイクル・ウィンドブレーカ。優れた撥水機能で身体が濡れないばかりか、ゴアテックスよりも通湿性が高く蒸れない。ゴアテックスのレインウェアは、夏の使用は厳しい。
TN号はリアだけフェンダーを装着しているのでガンガン走っても大丈夫。
作曲工房周辺から強い雨雲が去った頃に帰宅。
やはり外出していて、一足先に帰宅したカミさんから、豪雨の様子を聞いた。彼女は、いろいろな幸運に恵まれて、ほとんど濡れずに済んだということだった。
練馬では1時間あたり100mmの記録的大雨が、蕨でも73mmの警報が出た。新座市では増水した柳瀬川で死者が出たというニュースもあった。
帰宅後には、すぐにTN号のスプロケットにクレCRC 2-26をスプレーして水分を排除。すっかりエマルジョン化したに違いないチェーンのオイルを拭き取った。
夕方遅く、ようやく雨があがったのでBW号に乗り換えて買い出しに行った。
涼しくて気持ちが良い。
明日の午後は、午前中の暑さが嘘のように涼しくなるという予報。