野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

6月8日(月)紫陽花 植物学的開花

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我が家は部屋数が多い割には有効利用できていない。大家族であった時の負の遺産だらけだからだ。それがカミさんと私の大きなストレスになっていたりする。

というわけで、“たろ” と “海” の部屋を調査することになった。“海” の部屋はまだしも、“たろ” の部屋は人外魔境化していた。

強めの風が吹いていたので、“海” の部屋と “たろ” の部屋のドアを開けて風の通り道を作ってブロアで埃を吹き出した。冬にはアルミサッシが結露したりするので、そこに降り積もった埃は化石状態。ブロアでは歯が立たない。それらは手作業で落としていった。

そこからは宝さがし。“たろ” の部屋からは行方を探していたCDや書籍などが次々と見つかり、“海” (次男)の部屋からはアーマライトAR14というアサルトライフルのモデルガンが出てきた。カミさん(母親)にも、彼自身のカミさんにも嫌がられる代物なのでクロゼットに隠蔽してあったに違いない。

“風” (長男)は、伝説や神話上の武器(たとえばポセイドンの持っているトリアイナ、トライデントとも)のようなものには非常に詳しいのに(部屋には資料山積み)、現実の武器類には何の興味も持っていないらしい。

“たろ” の部屋を整理していてなんとなく感じたのは、北斎のアトリエとの共通性。北斎の凄さとは縁がないところとの共通性なので嬉しくもなんともないが、ダメなところだけでも偉大な北斎に似ているのを喜んでいいのだろうか。

 

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これはまだ開花していない紫陽花。一般に花びらと思われているのはガクで、中央にあるのが蕾。

 

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これが開花した紫陽花。だから、我が家の紫陽花開花は、正式には今日6月8日。

 

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