野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

11月9日(金)

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 いま書いている曲のコーダがうまくまとまらず、次の曲に進んだ。小品なので何とかなると思ったのが甘かった。コーダのアイディアなしでうまくいったことは少ない。こんなことは分かりきっていたはず。

 ま、そのうちアイディアも生まれることだろう。

 

 今日、ちょっとした発見があった。ディーリアスの「春一番のカッコウを聞いて」の第2主題がノルウェイ民謡であったこと。

 グリーグの「19のノルウェイ民謡」の「オーラの谷にて」が、その正体。ディーリアスとグリーグは交友があって、ディーリアスはグリーグ作品からその曲を知ったのだろうと推測できる。和声付けはディーリアスのほうが、より繊細で的確だと感じた。

 

ディーリアス「春一番のカッコウを聞いて」

 

グリーグ「オーラの谷にて」

 

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街路樹に赤い実

 

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まもなく黄色く変化するであろう大きなポプラ

 

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夕暮れのランニングコース

 

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日陰のススキ

 

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日没間近