野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

11月13日(火)

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 今日は寝不足とドライ・アイで辛い一日。

 調律を続ける集中力もなく、Aだけ440にぴったり合わせたので、逆に合っていないピアノになってしまった。明日は残りの87音を合わせよう。

 メールで昨日の名前の分からない黄色い花が「つわぶき」であることを教えていただいた。ネット社会は素晴らしい。生前、母が「つわぶき」と言っていたのを聞いてはいたが、確かにフキのような葉をした植物だ。本当にありがとうございました。

 2日前に、型落ちしていきなり半額になったニコンのコンパクト・デジカメ(既に製造中止のデッドストック)を手に入れた。安いものしか買わない(買えない)。

 サイトの管理契約を解除したので、費用はそこから捻出。今後、自前で気合の入ったサイトにしていくつもり。そのための投資。今まで使っていたデジカメよりも撮影の自由度は高いが、絞り優先というような機能はない(なんと不便な)。

 

 今日も家事に時間をとられてしまったが、調律を諦めてから、動画サイトで日本人による20世紀のオケ作品を聴いた。高校生の頃は芥川也寸志さんの曲が大好きだったのに、とても古く聴こえて残念だった。名前は挙げないけれど、大部分の作曲家が時代に迎合してしまったように感じた。その点、黛敏郎さんは古さを感じさせなかった。

 私も決して時代におもねることなく、普遍的で、かつ聴かないと禁断症状を起こすようなオケ作品を書きたい。早速実行に移さなければ。

 

 日没後にウォーキングにでかけて、ニコンのフィルム一眼レフを使っていた頃に習得したテクニックが使えるかどうかテスト。

 

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鳩たちの流し撮り。デジカメはシャッターボタンと実際のシャッター動作にタイムラグがあって、フィルムカメラより難しい(難しいのは本当はヘタレだから)。鳩がファインダーの左端に入ってすぐにレンズを右に流して、20枚目くらいに、なんとか鳩の姿が画像中央に写った。流し撮りをしないと、鳩の姿は半透明になるほどブレる。

 

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本当は暗いのに、露出補正とホワイトバランスの修正で撮影した画像。これはデジカメの勝利。フィルムカメラではここまでは無理。ラボと交渉してもここまでやってくれるかどうか。

 

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光学ズームの最大倍率26倍で撮影。シャッター速度が1秒だったので、補助機材としてスリックの初代プロミニを使用。外環道は高架になっていて、撮影場所は15mくらい低いグランドレベル。かなりの距離だったので、充分な拡大率だと思う。これなら遠くの猫に警戒されずに撮れるかも。

 

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プロミニは小型の三脚。もう四半世紀にわたって使っているけれど、全くガタがない。

 

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こんなカタチ。6800円くらいで買ったのだけれど(今なら特価デジカメが買える値段だ)、現行機種のプロミニIIIはネットで2980円で売られていた。なんだかちょっとくやしい。

プロミニの便利なところは、脚部を胸にあててカメラを固定するとブレを抑えることができることだ。レベリングもしやすいし、アングルの決定もやりやすい。しかし、光学ファインダーのある機種でないと本領は発揮しづらい。

 頑張って稼いでデジイチを手に入れよう。