野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

12月16日(日)

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 今回の衆院選の投票所は、いつもとは違う少し遠い場所だったので、朝食後最初の仕事はモリアキ翁を投票所までクルマで送ることだった。

 今年は、最高裁判事の国民審査には考えさせられることがいろいろあった。本来、罪を罰し、冤罪を晴らすことが裁判所の責務であるにも関わらず、冤罪を晴らさなければならないのは無実の容疑者のほうであったこと。さらに検察による罪の捏造。

 小沢一郎氏を起訴相当とした検察審査会が開かれてもいなかった、などという記事を読むと驚きを超えて暗澹たる気持ちになってしまう。小沢氏支持というわけではないが、彼に対して不当な動きがあったことに対しては憤りを感じる。

 小沢氏の無罪が確定した後も「小沢氏には説明責任がある」と発言し続けた国会議員がいたが、日本が法治国家である以上、小沢氏は法的に無実であり、もし、異議があるのならば、その理由を説明しなければならないのは批判する側であることは明らかだ。

 なぜ、このようなことを書くかというと、今のままでは誰でも簡単に容疑者にされてしまう可能性があるからだ。

 

 で、選挙は民主党の敗北、自民党の圧勝という結果となった。

 野田総理が解散を宣言した時、彼は勝算があると考えていたに違いない。つまり、国民の考えがまるで読めていないということだ。

 国会議員の報酬を国民の平均所得と同じにしてはどうだろうか。生命保険のホフマン方式と同じ考えで、年齢ごとに必要額の増減を考慮するようにすれば、民間企業も成果主義でも年功序列でもない、年代ごとに必要な所得を保証する制度に移行するかも知れない。

 それより何より、国会議員という地位しか経験したことがないという「トンデモ議員」でも国民の気持ちが分かるようになるだろう。

 それとも、全ての議員は無報酬にして(ある程度の歳費は支払う)、それぞれの仕事が終わった夜に議会を開くというのもありかも知れない。そうすれば、次の選挙で落選しても仕事は失わずに済む。今のままでは、立候補は一部の人に限られてしまう。

 

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今日は本当に快晴で、空のどこにも雲がなかった。これは夕方の東空。

 

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じく南空。

 

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西空。

 

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北空。

 

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今日の飛行機雲1。

 

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飛行機雲2。

 

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飛行機雲1と2。

 

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夕暮れの富士山。

 

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月齢2.7の月。三日月は多くの人が思い描いている姿よりも細いかも知れない。

 

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白熱電球のフィラメントのような月。白熱電球は今のうちに入手して技術遺産として保存しておくと、将来お宝になるかも知れない。