野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

1月22日(火)

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 この日記を書いているのは1月23日(水)の夜。

 前夜に続いて昨夜も「はてなブログ」にアクセスできず、更新できなかった。

 以前にも書いたが、65歳(だいたいそのくらい)になったら大隠居したい。

 大隠居とは失敗しないことだ。

 食べあるきなどして、大して美味しくない料理に舌鼓など打ちたくない。面白くない本など読みたくない。なにか面白いものはないかとウロウロと歩きまわって疲れたくない。聴きたくないコンサート会場で時間を潰したくない。名所に紅葉を見に行って渋滞に巻き込まれて時間を無駄にしたくない、などなどだ。

 それらは既に過去の経験で避けられることばかりだ。もし、そうでなければ、それまでの人生は、ただ漫然と生きてきたということになるではないか。

 そんなわけでカミさんが提案しているのが老前整理だ。老いては手遅れなのだ。物の整理だけではない。全てを簡潔で明快にする。

 大隠居は悠々自適とも少し違う。生涯現役であることにこだわる。だから隠居ではなく大隠居だ。いま以上に勉強したい。若い時以上に強いアイディアに溢れた曲を書きたい。そのためには日常生活で失敗などしている暇はない。そういうことだ。

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