279719
昨夜は、この日記を書いてすぐに眠ろうと思ったのだけれど、眠気がやってこなかったので、うっかり「ゾンビランド」という映画(録画されていた)を観てしまった。
そもそも、ホラー映画には興味がない(「シャイニング」は別)。ずっと昔、ジョージ・ロメロ監督の「ゾンビ」を観たのだが、それは薦められたからであって(非常に真面目な作品だったので意外だった)、自ら進んで観ることはなかっただろう。というわけで、昨夜は、「ゾンビランド」を5分も観たら眠ることになるだろうとタカをくくっていたに違いない。
ところが、これが面白くて最後まで目を離せなかった。映画はテーマや背景が問題なのではなくて、監督の哲学こそが本質なのだろう。「ゾンビランド」はエンターテインメント系のホラー映画で、出演者が小難しいことをゴネたりすることはないのだけれど、なんだか人生を学ばせてもらったような気にもなる内容だった。
思い出してみれば、バイオハザード・シリーズも「ゾンビ映画群」が背景にあるからこそ説明なしに映像が理解できるのだろう。そういえば「ゾンビ」という言葉を知ったのはブードゥー教が登場する小説だった。その頃は、イメージすることも難しい感じだったけれど、拡散と浸透によって広く知られる概念となった。現代人にとって「ゾンビ」はコモンセンス。子どもたちは、どのようにゾンビの概念を獲得するのだろうか。
ところで、ここしばらく「アイ・ピロー」というまぶたの上に載せて使う睡眠ガジェットを使っている。かなりの重さがあって、最初は違和感があったのだけれど、慣れると「ないと眠りにつける気がしない」アイテムになってしまった。旅行に行くときにの荷物が、またひとつ増えた。ただし、一度でも寝返りを打てば、アイ・ピローは落ちてしまう。
昼過ぎの空。雨が降りそうな空模様。
夕方に一雨。
ますます怪しい空模様。明日はところによって強い雨が降るという予報。
定点観察。