野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

2月17日(月)

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 雪の影響を払拭すべく、昼食を挟んで午前・午後と所要と買い出し、水汲みのために外出。

 午後最後の外出の際には、電動アシスト自転車 “青虫号” の初回無料点検を依頼。

 なんと “青虫号” は微妙に生まれ変わった。

 一番大きな影響はタイヤのエア圧だと思うけれど(ペダルが軽い)、絶妙な効き味(シュッと止まる)になったリアブレーキ、増し締めの影響なのかカッチリとした印象になったフレーム(フレーム自体は何も変わっていないのに)など、調律を終えたばかりのピアノのようだった。

 本当は自分自身のロードバイクを1台欲しいところだけれど、まずはカミさんと “青虫号” を5000kmくらい転がして、自転車に「乗れる」ことを証明しなければ。

 その頃は、きっと今より健康になって、おまけに体力も気力も増しているかも知れない。

 少し前に「荒川 ぐんぐん 自転車旅マップ」というムックを(古本で)買い、その面白さに、夜を徹して読んでしまった。

 一番驚いたのは、戸田橋より下流の荒川の正体。戸田橋から東京湾までは、川幅500m、長さ22kmにわたって人の手によって開削されたものだということ。1913年から1930年まで、17年と3144万6000円(ムックが出版された2008年当時のレートで換算して約2300億円)をかけた難工事で、その指揮を執ったのは、日本人で唯一パナマ運河工事に参加した青山 士(あおやま・あきら)という土木技師。

 荒川サイクリングロードは、水源から河口まで173km。終点は葛西臨海公園戸田市は、そのフィナーレ部分にあたる。花粉の季節が終わったら一度東京湾まで走ってみたい。

 

 

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見えている橋は谷口橋(下流から撮影)。

 

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実はアートな笹目川。写真のオブジェは彫刻家の中岡慎太郎作。

 

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