291542
猛暑日。台風11号(ハーロン)の接近を知らせるような空。環天頂アークのような大気光学現象を期待して空高くばかりを眺めていたら、なんと低高度の西空に彩雲のような雲が。4〜5枚目画像参照。
鏡のような川面に鯉が一匹跳ねた(画面左下)。午後の小堤橋。
太陽は右方向の雲の中(画面外)。よく観察すると、太陽を中心とする弧があり、虹とは逆に弧の内側が赤で外側が青。左側幻日ではないかと思い至った。
場所を変えると、また幻日がはっきりと見えてきたので撮影。
重層構造を成す今日の対流圏。上層の雲が夕陽に映えて光り、中層以下の雲が暗い。移動方向も異なっている。4〜5枚目の画像で幻日を隠そうとしている雲が今日の空ではもっとも低い、黒猪(こくちょ)と呼ばれる積雲。台風が接近すると黒猪が走るように現れ、去っていく。