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モリアキ翁96歳は、明日からデイトレセンターに復帰できるほど回復。しかし、その前に主治医の診察を受けに行くので、明日も早起きだ。
今までに何度も書いてきたけれど、使えば使うほどスキルが上がるのが道具、使っているとスキルが失われてしまうのが機械。
たとえば、包丁は使えば使うほどスキルが上がるが、炊飯器を使っている人は水づもりや火加減が分からなくなって、鍋・釜でご飯を炊けなくなってしまう(炊飯器を使うスキルは上がるけれど)。
ところが道具は、我々から容赦なく時間を奪う。だからモノを選んで、それを使い倒す。それで人生のデザインの多くの部分が決まってくる。
PCはクリエイターにとってはツールだが、人によっては消時機に過ぎないこともある。
そういえば、昨日のモリアキ翁のディナーのためにカミさんが用意した食材は、鹿児島産のウナギ。値段を見て、一昨日の肉よりも高かったにもかかわらず、もうビビらなかった。食べやすいように、ひつまぶしにしてサーブすると、モリアキ翁は「おいしいねえ」と言って完食。またまた回復したようだった。
今日の食材は私が用意した100g120円の特売豚コマ。どういうわけか気合が入る。
ちょうど仕事から帰ってきた “風”(長男)の力も借りて、絶品生姜焼きを目指した。
彼は「おいしそうな味醂を見つけたんだけど、なんだか買えないんだ」と訳の分からないことを言いながら、生姜を効かせた合わせダレに揉み込んでくれた。
モリアキ翁は、驚いたような声で「この肉はおいしいねえ、すごいよ」と絶賛。ごはんも完食。
おとといは気合が足りなかったな、とちょっと反省。
午後から雨が強まった(ワイパーが動いた直後の画像)。基本的にクルマに乗るのは好きではない。
あ゛〜、もう全然好きじゃない。
夕方、空の色温度が下がってウォーム(アンバー)系の色合いになった。