野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

9月26日(土)明日は中秋の名月

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 今日(24時を以って日付が変わるという人にとっては昨日)がモリアキ翁入院2日目であるとは、このブログを開くまで気づかなかった。3日目だとばかり思いこんでいた。

 まだ2日しか経っていないのか、と改めて時間感覚を修正した。

 入院して数日経過すれば生活のリズムができあがって、むしろモリアキ翁96歳の食事を3食作るよりも楽な部分が出てくるはず。

 

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 午前中にモリアキ翁のところに行って、主治医の経過報告を聞いた。

 かいつまんで書くと、モリアキ翁は炎症反応が上昇して(白血球が30000!)、数値的には悪くなっている。容体の急変もありうるので心して欲しい。というような内容。

 

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病院の中に新たに設置された平面なのに凸面鏡になっているコーナーミラー。人や車椅子の出会い頭の事故が減ることだろう。

 

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小さな鏡なのにフィッシュアイレンズのように高視野。人類は少しずついろいろなことに気づきながら進歩してきたことが良く分かる。病院のスタッフはストレッチャーに載せた患者の移送のような時以外はエレベータを使わない。

 

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この廊下にモリアキ翁の部屋がある。A館3階16号室(3016)。

 

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モリアキ翁本人は、昨日よりもずっと元気。明日は「地球の歴史」という本を持っていく約束をした。「地球の歴史」の前には「宇宙の歴史」を読んでいた。ちょっと読ませてもらったら、素粒子論が事細かに説明されていて、入門書でもとうとうクォークのフレーバーや3つの世代(小林・益川理論:1973年)、色荷(カラーチャージ)などを説明しないと宇宙はもはや語れないところまできているのだと感慨深くなった。

 

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“もやブー” は、いまだに1000Kmしか走っていないのだった。