281217
ネットニュースのコラムに「月給1万円以下からスタート? ブラック企業も驚くアニメ制作現場の超低賃金」という記事があった。その記事の引用元は「週間プレイボーイ35号」とクレジットしてあった。
月収1万円以下からスタートというのは本当。うちの “たろ” もアニメーション・スタジオで動画割りを担当しているので、それが実態。
しかし、ブラック企業とは少し違いがあると思う。アニメ制作の仕事はスキルアップが伴う。伴わなければ、それはその人に力がないのだから転職すべきだろう。
親の仕送りがない人は、この業界に就職できないということになるので、賃金は低すぎる点については改善が求められる。だからと言って、それが即ブラックとはならないのではないか。
マンガ家も小説家も作曲家も、仕事の依頼がなければ、その仕事に関しては無収入となる。しかし、自分の力を信じることができれば未来に期待できることになる。
それに対してブラック企業では未来に希望が持てないことだろう。
夕方近くなって空が暗くなり始めた。
雷も鳴り響いた。
こんなに暗くなった割りには、雨はそれほど降らなかった。