野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

1月9日(木)

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 「作曲とは新しい音楽美学について語ること」というのが、作曲の師である土肥先生の定義だった(これを最初に言ったのは他の人かも知れないが、私は寡聞にして知らない)。

 これに、もうひとつ付け加えたいのが「美の深化」。

 たとえ過去の大作曲家の様式や語法を真似て書いても、明らかにその作品を上回る美しさであれば、それは盗用ではなくて創作と認めても良いのではないだろうか(詳細は書かないが、ある理由からほぼ不可能)。

 ドビュッシーラヴェルも新しいことに挑戦したけれど、それより何より過去の誰にも負けないような美しさを表現した(もちろん、今現在までの未来でも)。

 作曲家の力は、そこになければならないと思うが、それには作曲家としての大きな器が必要だ。天才の楽譜を分析したところで得られない答えだが、なんとかしてたどり着きたいものだ(たどり着く、絶対たどり着く)。

 

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午後になって青空に

 

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気持ちのよい笹目川の風景

 

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同じ位置から北向きに

 

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新たな「およふくのき」を発見。幹にまとわりついているのは何という植物だろうか。

 

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今日は良い雲がたくさん

 

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二つ目のショッピングセンターに向かう途中で、あっという間に雲が広がった。

 

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舗装を終えて供用が始まったばかりの道路

 

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恐竜の頭を想起させるような雲。

今日の家事時間の合計は約5時間。もっと手早く済ませられるようスキルアップしなければ。