野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

4月21日(土)

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 日本農業新聞のネット版「e農net」はとても面白い。ついつい毎日読みふけってしまう。

 生活に密着しているのに一般新聞には載らない記事も決して少なくない。たとえば野菜や果物の市況は迅速かつ詳細。大根が高値の原因は天候不良というようなことが分かるので、大根はしばらくの間、高値安定という見通しが立つ。今週は大根を一本も買わなかった。

 今日のトップニュースは「2010年の農作業事故 死者数横ばい398人 農機7割で最多」というものだった。この人数が交通事故などに比べて多いのか少ないのか判断しかねるが、農業も危険が少なからずあることが分かる。

「心ときめくシャッターチャンス レディーフォーカス」は2011年度上期優秀作品掲載中。「私の経営」も興味深い。人は選ぶ職業によって、人生で見るものが大きく変わるのだろう。もし、生まれ変わることがあったら次回は作曲する農家だろうな、それしかない。

 

 さて、今日のモリアキ翁は定期便に書いたとおり、新藤兼人監督98歳の作品「一枚のハガキ」鑑賞。午前のレッスン前に蕨市民会館まで送った。帰りも電話するように伝えたけれど、タクシーで帰ってきた。「いやあ、良かったよ」とご満悦の様子。

 午後は3回忌に備えて、“風” と仏壇・仏間の掃除。ブロワがあるので、埃ひとつない状態にまできれいにした。というよりもブロワを使うとどうしてもきれいになってしまう。関連する買い物も全て済ませた。会食する割烹料理の店からも人数と時刻の最終確認が入った。レンタカーの営業所にも駐車場の予約を済ませ、後はあしたの天気をリザーブするだけだが、こればかりは依頼先が分からない。

 夕食はカミさんと “海” の誕生日を祝う予定だったのだが、カミさんは風邪ぎみなので、我が家の決まりでモリアキ翁から隔離。“海” は久しぶりに帰ってきたので友達のところへ出かけていなかった。“たろ” は学校。仕方なく、男3人で寂しくご馳走(?)を囲んだ。モリアキ翁は「これはうまいねえ。うちで作ったのか。そうか、そうなのか、買ってきたのかと思ったよ。上手だねえ」と感激して食べてくれた。

 明日の早起きに備えて一風呂浴びてねるとしよう。