野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

6月17日(日)

269213(昨日との差分28)

 

 今日は、午後から大宮高校吹奏楽部第41回定期演奏会に出かけた。会場はさいたま市文化センター浦和。

 大宮高校吹奏楽部は、昨年念願の全国大会に出場した実力あるバンド。顧問は、名門与野高校吹奏楽部を育てた齋藤淳先生。

 作曲工房にレッスンに通ってくれている “さとる” 君のお姉さんがパーカションにいる。

 冒頭のリヒャルト・シュトラウス「聖ヨハネ騎士修道会の荘重な入場」で、このバンドの卓越した力を感じることができた。

 しかし、驚くべきことは第2部のポップスステージで起こった。顧問教師がノータッチの、生徒たちだけで創りあげられたステージの選曲、演奏、ダンス、演劇のセンスの良さに、すっかりやられてしまった。優秀な子たちばかりなのだろう。第1部・第3部の演奏は、もちろん素晴らしかったのだが、このステージは他の学校が簡単に真似をできるとは思えないほどの出来ばえ。

 埼玉県は吹奏楽のレベルが高く、次の全国大会にはどの学校が出場するのか分からないほどだが、大宮高校は良い意味で異色のバンドと言ってもよいだろう。

 今日のメインプログラムはフロラン・シュミットの「ディオニソスの祭」。プログラムでは F.シュミットになっていたが、吹奏楽では通用するけれども、同時代にフランツ・シュミットがいるので、F. で略すことは(本来は)できない。

 

>今日のウラノメトリア試聴音源アップロード

4α_つばめ

 

>今日の気持玉

・1β_雨降りカノン <かわいい>1

・3α-114_ツェルニーのように <なるほど>1

・4α_飛び石を伝って <かわいい>1

・4α_つばめ <ナイス>1

 

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虫たちの栄養となった雑草ガーデンの桜の葉