野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

8月27日(月)

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 今日は絵里子さん来宅。上海に戻る前にもう一度、お見えになるかも。

 彼女から、昨夜遅く新曲の楽譜が届いたので大急ぎでアナリーゼ。ちょっと難しい曲だった。

 バルトーク以前、以後で何が変わったのかを知ることは簡単だが、実感するにはいろいろなチャレンジ、あるいは偶然とも思われるようで実は必然的な音楽との出会いなどが必要かも知れない。

 私は、その必然を導く立場であり続けなければと思っている。

 

 台風第15号(ボラヴェン)が名護市を通過した時の各データのグラフを下にリンク。高知でもないのに、グランドレベルで935hPaを下回る気圧は強烈。風速グラフを見ると、名護市を、台風の目が通過した可能性が高い。

デジタル台風 2012年台風15号(ボラヴェン)

 

 日本人初の宇宙飛行士(現在でも彼の宇宙飛行士のライセンスは有効なので、元宇宙飛行士は誤り)である秋山豊寛さんがTBS退社後、福島で農業に従事していたことはよく知られていると思う。しかし、原発震災で避難せざるを得なくなり、現在は京都造形大学教授として京都を拠点に活動している。

 話題はここから。彼は京都で陰陽道(おんみょうどう)を学び、「東京電力とそれに連なるものに呪いをかける」と語っていたことを知った。「冗談ではない。真剣です」という言葉が続き、強烈な印象を受けた。

 迷信だなんだと言う前に、その迫力は相手を打ちのめすのに充分だ。そうか、その手があったかという感じだけれど、人間の器が大きくないと真似はできない。