野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

9月10日(月)

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 これを書いているのは9月11日午後。昨日の日記を書き忘れていることにいま気づいたところ。

 

 以前エアコン工事でお世話になったtaka821さんに、今回は難工事を依頼。比較的小柄で細身、しかし体脂肪率5パーセントという引き締まった筋肉で力仕事をバリバリこなしてくださった。

 前回お会いした時と変わらず、ずっと歌を書いて歌っているとのこと。やったことのある人ならば誰でも分かるように、作曲を続けるのはかなり大変。それは音大の作曲科を卒業した人たちでさえ、卒業後に作曲を続ける人が少ないことを見ればわかる。

 志を持ち続けるだけでもすごいことだ。

 私は作曲に行き詰るたびに「あ、もうだめだ」とかすぐ音(ね)を上げる。ところがその、あげた音(ね)→(おと)を聴いて「あ、これだ」とか思い直して、ちゃっかり作曲に戻るというというくり返し。

 

>フランスの女性作曲家、アンリエット・ルニエ(1875-1856)が1901年(25-6才ころ)に書いたハープ協奏曲と一世代後のジェルメーヌ・タイユフェールが1928年に書いたハープ小協奏曲の動画をリンク。どちらも、生きた時代を色濃く反映している。

 

Henriette Renié (1875-1956) : Concerto pour harpe et orchestre (1901)

Germaine Tailleferre Concertino, for harp and orchestra (1928)