野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

2月19日(火)

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 また雪の予報があったが、今日は小雨で済んだ。

 数学者のM先生の作曲レッスン。今回は長足の進歩。音並びから “音楽” への変化の兆し。

 “兆し” と書いたけれど、その “兆し” にさえたどりつけない人がどれだけたくさんいることだろうか(演奏も同じだことだと思うけれど)。

 作曲は “音楽” を生み出すことだが、ほとんどの人が音を並べただけで終わってしまう。しかし “音楽” らしくなってきたからといって、そこからの道のりが長い。

 作曲は楽譜として残るのでライバルは音楽史となる。過去だけではない。未来の天才たちも全てライバルだ。しかし、そういう偉大な才能をライバルとできるならなんという幸せだろうか。

 

 閑話休題。

 深夜になると、時々「SL映像館」という番組を放送している。それを観ていて飽きないことに気づいたので、私はどうやら「観る鉄」らしい。「乗り鉄」とか「撮り鉄」など、いろいろがジャンルがあるが、自分自身を今まで「線路ヲタ」(もちろん「道路ヲタ」でもある)だと思っていた。もちろん線路好きは変わらないけれど、原鉄道模型博物館へ行って以来「観る鉄」も加わったと思う。