野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

4月4日(木)モリアキ翁入院

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 これを書いているのは4月5日午後6時。

 昨日の朝が2日前、あるいは3日前のように感じるほどDrammaticoな一日だった。

 「60秒で分かるモリアキ翁の一日」式にざっと流すと次のとおり。

 モリアキ翁が不調を訴えるところから朝が始まった。朝食後、主治医のいるクリニックへ出向いて検査と点滴。午後は休診であるにもかかわらず、モリアキ翁は処置室で点滴を続け、なんとか回復。

 午後は久しぶりにK先生のレッスンが入っていたのだけれど、キャンセルさせていただいた。このレッスンを楽しみにしていたので、とても残念。早く他のレッスン日を設定したいけれど、モリアキ翁の見通しが立つまでは難しい。

 主治医から紹介状を受け取り、一度帰宅して、昼食を済ませ、午後には隣市の総合病院へ。

 内科の外来担当医は20代の若い女性医師。私服で人混みに紛れたら医師には見えないかも知れない。ちょっとカッコいい。

 レントゲンとCT検査の結果、肺炎の疑いが強いとの所見。モリアキ翁は再び2時間の点滴。

 ここで外来診察は終了時刻。当直医に引き継がれた。当直医も20代の女性医師。彼女も素敵だ。街なかで出会っても医師の匂いはしないだろう。

 それはさておき、彼女がモリアキ翁に入院治療について説明すると、モリアキ翁は「書きかけの手紙があるから、今日は帰宅して明日から入院では駄目なのか」と食い下がる。

 二人の丁々発止のやりとりを続けたもののモリアキ翁の負け。

「参ったなあ。参ったなあ」とつぶやいて、ささやかなレジスタンス・デモンストレーションを行なった。

 ところが昨日は空き病室がなく、モリアキ翁は救急救命病棟のベッドに一時収容されることとなった。

 ここで、夜のレッスン開始30分前。一緒に付き添ってくれた妹と、学校帰りに病院へ駆けつけてくれたカミさん(カミさんは、いま学生に戻っている)に後を頼んで、レッスン室に戻った。

 レッスンは3コマ。

 家では、仕事から帰った “風” が家族の夕食を準備して待っていてくれたものの、私はレッスン終了時までお預け。

 野村ファミリーのチームワークはバッチリだ。

 

 と、ここでリアルタイムに戻って4月5日の夕食準備。夜のレッスン終了後に、4月5日の定期便を更新予定。乞うご期待。

 

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