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午前中にレッスン一コマを終えて、新宿区立箪笥ホールに。
市ヶ谷から歩いてホールに向かう途中の道
ホールに到着
教室の開設当初に小さな子どもだった子たちが、大きくなっていて時の速さを感じさせた。
そういえば作曲工房でも、小1だった子たちが今年の春には大学を卒業した。
「ランドセルが歩いてるみたいだったんだぞ〜」
「そうですよね〜」
などという会話を交わしたりしたのだった。
よく練習した演奏が多かったけれど、リタルダンドからのテンポの復帰がsubitoな子がいたりして、これは今までになかったことかも。
プログラムの終わりのほうには、今年はショパンが並んだ。ワルツa moll(遺作ではなくて、Op.34-2)を弾いたのは私より歳上かもしれない女性。
いつも素敵な演奏を聴かせてくれる沙彩さんがAs Dur Op.34-1。
そして、やはり毎年難曲に挑戦する男性がショパンエチュードから「黒鍵」とプレリュード第20番。
こういう人たちが育つ教室というところが重要。
北井先生の挨拶のあと、アンコールの代わりに3人連弾、4人連弾、さらに、たくさんの人数でリレー連弾があって、その編曲も見事で楽しい締めくくりとなった。
おちびさんたちの3人連弾。ピアノはD274。
帰宅後、すぐにモリアキ翁94歳の病室に。
今日のモリアキ翁は絶好調。回復傾向にあることは確実。
「さっきまで、とてもいい夢を見ていたんだよ。軽飛行機で空を飛んでいるんだ。下に利根川が見えたんで関東平野だなって分かったんだ。好きなように飛べて、気持ちがいいんだ。こんなにいい夢を見たのは久しぶりだったよ」
私は飛ぶ夢を見たことがない。ヒコーキは嫌いだけれど、夢なら見てみたい。
モリアキ翁の夕食が終わってから帰宅。
今日、ウラノメトリアから「山羊座」を弾いてくれた子がいたので、彼女の星座を尋ねたら「さそり座」。かなり多くの星座のスケッチをとってあるので、夜になってから探したのだけれど「さそり座」は見つからなかった。
その代わり、すっかり忘れていた「アンドロメダ」「サジタリウス」「インドゥス」「デルフィヌス」などがゾロゾロでてきて楽しいやら困ったやら、どうもアイウエオ順で曲を書き進めていたらしいことも判明(サジタリウスは射手座、デルフィヌスはイルカ座)。
アンドロメダは、ケフェウス王とカシオペア妃の間に生まれた王女なので、やはり両親の曲と同じように混合拍子の変拍子。
これらの曲が、いつか陽の目を見ることもあるに違いない。
今週の運勢は滅茶苦茶なのかも。1枚もうまく撮れなかった。