野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

7月24日(水)

280405

 

 今週は慌ただしくて、毎日習慣として続けていることを忘れたりしている。

 今朝は、16年間続けている電力計の記録を取り忘れてしまった。昨日は生活リズム計を身につけるのを忘れて、やはり記録が途切れてしまった。

 

 カミさんの介護実習が終わった。

 「あたしはいないと思ってね」と、彼女自らの(家事などへの)戦力外通告があってから、あっという間だったという気もする。

 彼女は、とても頑張ったと思う。あの分厚い教科書と格闘して定期的に行われるテストをクリアして、歳の若いクラスメートたちとの飲み会に出席して、なにより無遅刻無欠席で修了した(まだ数日残っているけれど)。

 カミさんに介護の知識と技術があるというのは実に素晴らしいことだ。今は元気なモリアキ翁も、一度転んだだけで要介護になってしまう可能性がある。 今回、分かったことは介護は専門職であるということだ。今後、高齢化が進んで多くの介護士が必要になった時、ようやく常識として、そのことが理解されることだろう。

 そういえば、今日のクローズアップ現代(NHK総合)で、待機児童がたくさんいて保育士が必要なのにまるで足りていないという問題が取り上げられていた。保育士も専門職だ。

 仕事がない、という声に対して「選ばなければ仕事はある」と言い放った政治家がいたが(彼は介護の仕事を想定して発言していたと思う)、そう簡単にはいかない。

 カミさんがプロの介護士になれるまで、家族によるサポートは、もうしばらく続くことだろう。

 

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雨の午後、大きく育ったオオアレチノギクは誇らしげに背筋を伸ばしていた。

 

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今朝、露出無補正のままオート撮影した花。肉眼で見ても幻想世界だった。

 

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眼で見た時には、こちらのほうが光にあふれていて、より幻想的だった。