野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

1月4日(土)

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 今日は録画しておいた、ティム・バートン監督の「ビッグ・フィッシュ」を観て面白さにノックアウトされてしまった。2003年の映画で、なぜ今までこの映画について知る機会がなかったのかが不思議なくらい。

 去年から映画の個人的オールタイム・ベストテンを作成しており、ノミネート作品を全て再鑑賞しているところ。

 「ビッグ・フィッシュ」と競合するノミネート作品は「ウォルター少年と、夏の休日」(2003年 アメリカ)だろうか。どちらを選ぶかは、数カ月後、今より冷静に判断できるようになってから。

 映画つながりで書くとオースン・スコット・カードの「エンダーのゲーム」の予告編を昨日の「ゼロ・グラヴィティ」の上映前に観た。

 同じくらいの傑作、ハインラインの「宇宙の戦士」(スターシップ・トゥルーパーズ)の映画化は成功したとは言いがたいため、「エンダー」には頑張ってもらいたいと思う。おそらく続編の「死者の代弁者」のほうが映画化しやすく、かつ感動的なヒューマン・ドラマなので、こちらも映画化されるかも知れない。それにしても「エンダーのゲーム」が書かれたのは30年くらい前ではないだろうか。もっと早く映画化されていても良かったと思う。そして2014年はリメイク版公開という流れなら文句なし。

 「宇宙の戦士」は1960年ころの作品。ガンダムに登場するモビルスーツの原型のようなものが登場して、主人公たち機動歩兵は目標の惑星に直接降下する。原作のほうが映画よりも面白かった。

 そういえば、ジョー・ホールドマンの「終わりなき戦い」も見事な物語で、映画化の話があるようだけれど、どうなっているのだろうか。ビッグ・フィッシュ同様、「終わりなき戦い」もラブストーリーとして捉えることができる。主人公たちは結婚するまでに1万年もかかっているところがミソ。

 映画関連でもうひとつ。今日は、もうひとつ小さな発見があったのだった。

 子どもの頃(小学校低学年)にとても素敵な曲を聴いたのに、曲名がわからないものがあった。それが今日「サントロペ・ブルース」と判明。

 「サントロペ・ブルース」は、邦題「赤と青のブルース」という映画の主題歌で、歌っているのは主演女優のマリー・ラフォレ(前年、「太陽がいっぱい」に出演している)。

 別にどうということのない曲なので、くれぐれも探し出して聴くような努力はなさならくて結構。単なる個人的な思い入れに過ぎない。しかし、覚えていたとおりの曲だった。

 

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曇りマークの天気予報は外れ、青空が広がった午後。

 

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ついつい、このポプラの道を選んでしまう。

 

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日没少し前。

 

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こちらは日没頃。

 

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もっと細い月だったのだけれど、ハレーションを起こして5割増しくらいに膨らんでいる。