野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

3月17日(月)

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 あまり食べ物のことは書きたくないのだけれど(他人の美味しそうな記事を読むと、食べたくて羨ましくなってしまうではないか)、土曜日に叔父から貰った魚があまりに見事だったので、ちょっと書く(食べたのは日曜日の夕食)。

 脂が乗ってはちきれんばかりの見事なキンキの切り身が5切れ、それから中塩の鮭も5切れ。叔父のこだわりが伝わってくる食材だ。そもそも、どこに行けばこんな上質な魚が手に入るというのだ(時期も重要)。

 鮭はそのまま焼き、キンキは煮付けることに。

 魚料理に限らず、鉄則は「いつ火を止めるか」に尽きる。鮭の焼き上がりはホッコリ、それでいてサックリとした身離れ。キンキの煮あがりは、ふっくら、しかもプリプリ。

 若いころ、伊豆戸田(へだ)の漁師宿で50センチはあろうかという、大きなキンメダイの煮付けを食べて魚の本当の美味しさに気付かされた。

 日曜日なので“風” が夕食の準備を手伝ってくれていた。煮付けの手順を教えると「こんなに簡単なの?」と訝(いぶか)しがった。

 味を整え、材料を鍋に入れたら、あとは火を止めるタイミングを待つだけ。余計なことをしてはならない。

 鮭のほうは火力も大切。弱火だと身が乾いてしまうし、強火だと火が通る前に焦げ始めてしまう。

 その後のことは、もう書く必要がないかも知れない。モリアキ翁は、しきりに「美味しいねえ、なんていう魚だい?」を繰り返し、帰宅が遅くなる母親宛のメモ(能書きが必要場な料理の時に書く)に、“風” は絶賛の言葉を書き込んだ。

 少し遅れて帰宅した “たろ” も一口食べるなり「なにこれ、美味しい〜!」と声をあげた。

 別に料理の腕前を自慢したいわけではない。神(自然)の凄さを讃えたかっただけだ。

 

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DNP大日本印刷)蕨工場前の拡張された道路にセンターラインなどの路面標示施工が行われた。

 

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新・市役所通りをモリアキ翁の用事で、自転車を走らせた。

 

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東北・上越京浜東北線蕨陸橋。朝夕は渋滞する。自転車はストレスがない。

 

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急がない時にはネットで買うけれど、緊急時(モリアキ翁95歳は待てない)には便利な店。

 

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川口市内で日没。

 

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京浜東北線蕨駅東口遠景。

 

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作曲工房付近の供用開始前の新しい道路部分。