野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

1月30日(土)東大オケ第101回定期演奏会 すみだトリフォニーホール

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 幸運にも「雪が降る」という天気予報は杞憂に終わった。

 

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 東大オケに在籍するA君から招待されて、錦糸町駅近くの「すみだトリフォニーホール」に向かう。

 

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錦糸町駅

 

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今日のプログラム

プーランク 「牝鹿」

ドビュッシー 「海」

セザール・フランク交響曲

 

 今日も見事な演奏。前半のプーランクドビュッシーは20世紀の幕開けを体現している音楽。プーランクの軽妙洒脱な「牝鹿」に対して、圧倒的な「海」、19世紀最後の頑固親父のようなフランクの「交響曲」だった。

 フランクの交響曲は、高校生になったばかりの頃に全部ソラで歌えるほど聴きこんで、循環形式に感化されるきっかけとなった曲。

 ドビュッシーの「海」の第3楽章「風と海の対話」は、我が家の愚息2人の命名のきっかけとなった曲。

 

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 アンコールはラヴェルの「マ・メール・ロワ」から「妖精の園」。ヴォーン=ウィリアムズがラヴェルの弟子であったことが分かる曲。

 

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すみだトリフォニーホールから見たスカイツリー2題。ホワイトバランスが合わず、この2枚の画像の平均値あたりが実際の色に近いと思う。