野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

5月26日(土)

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 またまた生活リズム計を身につけずに一日を過ごしてしまった。

 悔しいので夜になってからウォーキングに出かけて、とりあえず歩数を稼いできた。

 少し前に放送大学で、運動量の単位としてのメッツとエクササイズの説明を聞いた。カロリー消費計を買った時にも簡単な説明があったのだが、放送大学の講義は非常に分かりやすく、この単位を考案した人への畏敬の念が湧いたほどだった。

 それに比べて音楽について語るのはなんと困難なことだろう。

 画家のパウル・クレーは、自身の絵画において音楽を「陶酔」として表現した。凡百の音楽家よりも、なんと音楽に深い理解を持った画家なのか。

 私は、その凡百のひとりだが、陶酔という視点であらためてウラノメトリアの試聴音源を聴きなおしてみた。

 果たして陶酔できるような曲は見当たらず、少々凹(へこ)んだ。陶酔は今後の課題としよう。

 陶酔といえば、子供の頃にはドヴォルザークの「母の教え給いし歌」(今は「母さんが教えてくれた歌」)を聴いては陶酔していた。陶酔感はいいものだ。なんといっても「陶酔」してしまうのだから(全然説明になっていないぞ)。

 高校時代以降はずっとプログレ少年、プログレ青年だったのだが、プログレッシブ・ロックは強烈な陶酔感があった。プログレから足を洗えないのは、この陶酔感のせいに違いない。

 

 今日の気持玉

 

 今日も好きな曲ばかり選ばれています。明日は、ぜひ4β_アルボラーダも聴いてみてください。

・2α-55_初めての音階 H Dur 右手 <なるほど>1  <かわいい>1

・2α-59_初めての音階 Des Dur 右手 <なるほど>1

・2β-26_そりすべり <かわいい>1

・2β-32_夢見がちな天使 <ナイス>1

・3β-5_家族の肖像 <ナイス>1