270794
今日もモリアキ翁の用事で東へ西へ、いや東奔西走と書けばよい、という一日だった。
その間に家事を済ませて、ソナチネとウラノメトリアの試聴音源をアップロードして、放送大学の録画を観て、作曲して、ウォーキングの時間がなくなって自転車で買い物に行った。
こういう日は一つのことを短時間(1単位45分)で済ませ、次へ移ると一日が長く使える。作曲を始めると、たちまち5時間6時間が経過してしまうので、キッチンタイマーを使って時間を区切る。
そういえば、今週は放送大学の「進化する宇宙」の第6回の講義である「近接連星系」をくり返し観ている。1980年代になって、ようやく新星(回帰新星、あるいは反復新星)の理論を説明する一般向けの書籍が現れ(もしかすると、もっと前からあったのかも知れないが)、近接連星系という概念が重要なものになっていった。しかし、図示されてもなかなかイメージできなかったのも確か(私の理解力不足というだけのことか?)。
ところが、放送大学の講義は実に分かりやすい。この大学の天文学系の講座は日本天文学界の総力戦という感じだ。それでも、全てを説明するには15回の講義ではあまりに時間が足りない。くり返し観ているとどこが省略されているのかが分かってくる。省略するのは、天文学の世界では、まあまあ常識に属する知識や理論などの背景だからなのだが、それをメモして別の方法で学ぶ。意外にもそういう時に役に立たないのがウェブであったりする。
どのくらい繰り返して観るかというと、自分自身に説明できるようになるまで。
それはとても重要なことで、作曲するという行為は、言い換えれば自分自身への説明にほかならない。
オリンピックは嬉しかったり残念だったり、相変わらずドキドキ・ワクワクしまくっている。これについては書かないが、棒高跳びは記録以前に、跳ぶこと自体が難しいということを知った。「記録なし」の意味が初めて分かった。
さて、ミュージックステーションで歌われた佐川君の「花火」は、チャート2位。人気を得るということは素晴らしいことだ。彼は作曲からアレンジまで全てをこなせるから、これからも活躍することだろう。
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